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EU離脱に向け、カウントダウンの始まり!

イギリスは、国民祝日が少ないです。1988年に渡英した当時は、日本と比べて、どんだけ休み少ない  と心の底から悲しい思いをしたことを覚えています。

明日から、4連休のイギリス  
クリスマス以来、はじめてのお休みなので、ガチで休みます。  といいながら、明日と日曜日は、少しだけ仕事ですが・・・

イースターは、クリスマスと同じくらい重要なお休みで、交通機関やお店が閉まることも多いため、はじめて海外旅行に出る日本人の方は、クリスマスだけでなく、イースター中の旅行も、できれば控えたほうが動きやすいかもしれません。



*  Brexitまで あと1年。カウントダウン開始 
午前中 ずっと外出しておりましたが、ラジオから流れるニュースは、カウントダウン関連と2016年の国民投票での不正問題についての報道ばかりでした。


英 Brexit漫画


国民投票での不正問題  (この絵に関連しています)   については、明日金曜日の セントラル短資FXさん のコラム記事で書かせていただこうと思います。



報道各社それぞれの自論を展開していますが、共通していることは、

「あと1年後の2019年3月29日に、英国はEU離脱後に歩む道が、クリアーに描けているとは、思えない」

ということです。

特に貿易に関しては、英国の最大貿易相手国(圏)のユーロ圏向けの貿易交渉は、この時点では完結していないどころか、スタート間近ということでしょう。

先日のEUサミット  で合意した内容によれば、1年後の明日から始まる移行期間中も、英国は欧州単一市場/関税同盟に残る ことになっていますが、そもそも英国がEUから離脱する際に最優先事項として挙げた 「人の移動の自由」 もその期間は、継続することを意味します。

今後のシナリオとして、とりあえず私の頭には 2~3個浮かんでいますが、それについては、また今度 じっくり書いてみますね。


来年の今日、私は当然ですが、この国に住んでいるでしょう。翌日から移行期間に入りますので、普段の生活と全く変わらないとは思いますが、その日には是非 このブログで、 「Brexit交渉終了」 「移行期間初日」の様子をお伝えできれば嬉しいです 







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EU首脳会談(サミット)終了

昨日から開催されているEU首脳会談(サミット)

今回のメイン・トピックスは、「Brexit交渉内容」

EU全体会議は終了し、この記事でご紹介した内容 が採用されました。アイルランド国境問題については、まだ完全合意しておりませんが、最終的に落としどころが見つかるだろう・・・ とかなり楽観的です。



欧 EUサミット メイ バルニエ

今朝 サミット入りしたメイ英首相。バルニエ欧州委員会主席Brexit担当官が、メイ首相の手にキスをしているのが、見えます。こういうところ、フランス人ですね 




*  木曜日のサミット
昨日木曜日のサミットは、英国で起きた 元ロシア・スパイの暗殺未遂事件 に関して、英国だけでなく、EUとして統一見解を決定し、ロシアにメッセージを送りたい というメイ首相の要請を受け、それについて協議されました。

各国首脳はEUの駐ロシア大使を召還することで合意したようです。ただし、このロシアに対する決断に あまり乗り気でなかったのは、当然ですが、 ギリシャ  ハンガリー、そしてイタリア! という話しが聞こえてきました。

デンマークやクロアチア、ラトビアやアイルランド共和国など、一部加盟国は英国に同調し、ロシア外交官の追放も検討するようです。



* アメリカの鉄鋼・アルミ関税について
本日、アメリカは 米通商拡大法232条に基づき、鉄鋼・アルミニウム製品の輸入制限を発動します。鉄鋼には25%、アルミニウムには 10%の追加関税を課すようですが、最初から対象外となっていたカナダ、メキシコ以外にも、EU・オーストラリア・アルゼンチン・韓国・ブラジルが、輸入制限の対象から除外すると発表されました。

しかし、他の国はどうだかわかりませんが、EUの除外に関しては、5月1日まで の時限措置。 EU側は、それまでに、今回の除外を永久措置とするため、動くのでしょう。



* EU統合深化に向けた改革
本来であれば、今回のサミットで、メルケル独首相とマクロン仏大統領の2人は、EU統合深化に向けた改革案を披露する予定でした。

しかし、さきほど発表があり、この改革案は6月のサミットで披露されると延期されたようです。

が・・・ 6月のサミット期間中に、サッカーのワールドカップが開催されており、サミット当日は 【ポーランド 対 日本】  の試合が行なわれるそうです。トゥスクEU大統領はポーランド人で、熱狂的なサッカー狂。 たぶん、サミット中は 上の空かもしれません  



最近話題になっているのが、マクロン大統領の任期の低迷。同大統領が打ち出した労働改革に反対する労働組合によるストライキが、フランス全土で行なわれているのも、痛いですね・・・

私の知り合いも、たまたまパリからアメリカに飛ぶ予定でしたが、エアフランス便がキャンセルとメールを送ってきたそうで、別の便の連絡を待っているようです。

今回の労働改革の主旨は、今後5年間で公務員を12万人削減するという内容。






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メイ首相の4度目のBrexit演説、あと40分後です!

今日のロンドンは昨日より若干暖かく、気温はマイナス2度、体感温度 マイナス8度まで上がってきました。

本日、メイ首相は「4度目のBrexit演説」を行ないます。

時間はロンドン時間 13:30  日本時間 22:30


英 首相官邸




* 洩れ聞こえてきた演説の内容
本日の演説は5つのポイントから成り立っていると言われています。その5つとは・・・


1)  EUは、英国での国民投票で、国民がBrexit(EUからの離脱)を選択したことを尊重すべき
  この意味は、英国政府が国境や法律を設定する権限を持つ

2) EUと英国間で決定されたBrexit内容を、順守する

3) EU、英国双方の市民の仕事と安全を保証する

4) Brexitの合意内容は、モダンでオープン、外向的で耐久性がある欧州の民主主義に沿った形にすべき

5) 最終的に欧州連合(EU)とその市民の繁栄を約束する内容



* 英国に住む私が知りたい内容

1) 北アイルランド国境問題の行方
2) 離脱後の英国とEUとの関係  単一市場と関税同盟との関わり方ですね・・・
3) 私たち英国に住む人間の法的な決定権は、欧州なのか?英国なのか?
4) 移行期間は、本当にあるのか?
5) EUからの移民について


ちなみに、過去3回の中でも一番重要だったランカスターハウスでの演説 (2017年1月17日)の時は、ポンドは上昇しました。

その前の2016年10月の保守党・党大会での演説では、窓明け下落。

さて、本日はどうなるのか 



追記:  
今 ちょっとTweetしたのですが、メイ首相のBrexit姿勢に対し、EU側は何度も 「You can't have your cake and eat it」 と繰り返し言っているのですが、本日の演説会場にロンドン市民がケーキを持参する光景が・・・

ケーキを持ってきた人



日本人に馴染みのない 「you can't have your cake and eat it」 この意味ですが、今回のBrexit交渉を例に説明すると、

英国は単一市場や関税同盟からは完全に離脱することを決定。
しかし、自動車部品やその他一部の物は 「例外的」に関税を免除することを希望

この矛盾した態度を指しています。








日々の記事は新イーグルフライで提供しておりますので、そちらも是非 覗いてみてくださいね 

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こじれてきたBrexit交渉/明日はメイ首相のBrexit演説

本日も 気温は マイナス4度、   体感温度 マイナス11度のロンドンです。
スコットランドとかにはあるのかもしれませんが、少なくともロンドンには スノータイヤもチェーンもありません。
なので、もう4日間も家に閉じこもって、外に出ていません。窓越しに自分の車を見たら、氷柱がたくさん 下がっていました 



* こじれてきたBrexit
昨日のブログ記事 の続きになりますが、なんだか EUサイドも英国サイドも、挙げたこぶしの落としどころ 譲らない感じですね。


本日 トゥスクEU大統領がロンドンを訪問していますが、それに先立ち昨日 欧州委員会は、  「欧州委員会がまとめた英国のEU離脱に関する条約の原案」を公表しました。

ここでは、昨年12月のEU首脳会談で合意した 「はず」 の、北アイルランドの取り扱いと、欧州司法裁の位置づけについて、一方的にEUサイドの希望を押し付けてきた形になっており、メイ首相は、

「このような条件を受け入れる首相は、英国には いない」 と怒り心頭  

しかし、普段でも、ひとつの国を引っ張っていくとは、相当大変なことだと認識していますが、特にBrexitの現在、メイ首相の任務のキツサって もう言葉に表わせないのでしょうね・・・


たまたま先日、古いドラマ 「Change」 キムタクさんのを拝見しまして、総理大臣という椅子の重みをあらためて感じた私でした。



* A Game of Brinkmanship
EUと英国間でのBrinkmanshipだけでなく、メイ首相ご自身が、保守党 そして英国議会のハード/ソフトそれぞれのBrexitを支持する議員たちの意見をどのように取り入れるのか? それもここからの大事な部分です。

ソフトBrexitに寄った選択をした場合、メイ首相/英国に住む私たちに降りかかる問題
ベルファスト合意を順守するため、メイ首相は関税同盟に残留する道を選んだと仮定した場合

・保守党の超ウルトラハードBrexit支持議員たちの反逆が始まる
・保守党48名以上の議員の署名があれば、「保守党の党首交代選」が実施できる  首相交代の可能性
・ソフトBrexit案が議会で否決された場合、メイ首相は責任を取って辞任させられるかもしれない
・メイ首相が辞任し、超ウルトラハードBrexitの首相が誕生した場合、EUとの交渉をやめ、「白紙での離脱」となるかもしれない


予定通り、ハードBrexitを選択した場合、メイ首相/英国に住む私たちに降りかかる問題
メイ首相はランカスターハウスの演説通り、「単一市場と関税同盟からも離脱する」ハードBrexitを選択した場合、

・保守党内のソフトBrexit議員と野党が協力して、メイつぶしにかかるかもしれない
・ハードBrexit案が議会で否決される可能性
・もし、議会で否決された場合、メイ首相があらためて解散・総選挙を選択するかもしれない
・もし解散総選挙となれば、現時点での世論調査結果では、保守党・労働党 五分五分
・もし、労働党が政権を取ったら、英国は少なくとも関税同盟には残る可能性が高まる
・英国の態度がはっきりしない場合、アイルランド共和国がBrexit内容に「拒否権」を発動する可能性



と書いているうちに気が滅入ってきました。

外は吹雪、くどいですが寒くて外に出れなくて、美味しいコーヒー飲めなくて 

さ~~~~てと、たっぷり愚痴を言ったので、台所にいって、この前 買ったコーヒー豆を使って、自分でコーヒー入れてきますね

英 LSE Brexit







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本日のポンド上昇の背景

すみません、Amazonへの返品を取りに来てくれるはずの人が来ないので、そちらをやっていました。
たった今 来てくれたので、このブログを書いたら、食料品 買出しに行ってきます。フルーツが全くない・・・ 




*EU側の譲歩か?
本日の Business Insider の記事 が発端だったようです。

この記事のタイトルは、

「The European Parliament is to call for Britain to have ‘privileged’ single market access after Brexit
欧州議会は、英国がEU離脱をした後でも、欧州単一市場(シングル・マーケット)へのアクセスを許可する特権を提唱するようだ」



この記事に載っている写真
   
欧 欧州議会と委員会代表

右側は、皆さんご存知のバルニエ欧州委員会 主席Brexit担当官
左側、誰だかご存知ですか   この方は、欧州議会のBrexit主席交渉官のフェルホフスタット氏 (元ベルギー首相)


この記事を要約すると、

・欧州議会は、60の文章からなるBrexit条件の詳細 (「連合協定」) をまとめている。その内容は、英国との離脱交渉に柔軟性を持たせることも含まれる

・欧州議会は、英国と離脱交渉をしている欧州委員会に対し、「連合協定」に基づいた交渉を希望する。その協定では、英国のシングル・マーケットやEUの専門機構へのアクセスを認める特権を有する内容となる。



この記事を読み進めていくと、「連合協定」というものは、西バルカン諸国に対して作られたものが最初のようで、その後 ウクライナとの間にも出来たそうです。




*  EUと英国との 「連合協定」 の主旨
主な内容は以下 4点


・英国とEUとの間は、基本的に自由貿易をメインとする。しかし、各加盟国との交渉は、それぞれの国が独自に決定

・英国が一部のシングル・マーケットへのアクセスを認める代償として、EU加盟国でなくてもEU法規範を共有することが生じる場合がある

・貿易以外での双方の関係強化も必要。例をあげれば、防衛面・安全保障面・環境面・エネルギー分野・科学と教育などである。

・同時に、人権や民主主義の原則も含まれる



* 英国側からの反応
これに対しては、まだ英国政府に正式に伝えられていないはずなので、反応はみえません。

この記事によると、3月8日あたりに、英国の交渉団に手渡されるみたいです。

ざっと読んだイメージですが、「連合協定」の中の2番目
  英国が一部のシングル・マーケットへのアクセスを認める代償として、EU加盟国でなくてもEU法規範を共有することが生じる場合がある

この赤くハイライトした「EU法規範」
これ 保守党では認めないような気がします・・・・

これを認めてしまうと、せっかく 欧州司法裁から自由になりたい英国が、結局 また元の木阿弥になるかもしれないので・・・

まぁ、どうなるかはわかりませんが、この記事で言いたかったことは、「シングル・マーケットへのアクセスを一部にせよ、認める」可能性が出てきたことを好感して、ポンドが買われたようです。

長々と書いてしまい、申し訳ありませんでした。







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プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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