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またしても ShambleなBrexit交渉の舞台裏

おはようございます、久しぶりの晴天で気分がよくなり、朝早く起きて ブログ書いてます。

昨日は、5つの仕事が続き、帰宅した時は もうヘトヘトでした。雨が降っていたことも、疲れを感じる理由だったように思います。



* メイ首相、デービス Brexit担当相にぶっちぎれ 
昨日 議会証言を行ったデービスBrexit担当相。英国は議会証言、多いですよね・・・ 先週は英中銀のカーニー総裁をはじめとする3人の理事が議会証言を行いました。

昨日、証言席に座ったデービスさんは、Brexit交渉が終了した後に行う【Brexit条件に関する議会の採決】について、

「この採決は本来であれば、2年間の交渉終了前に行われるものであるが、場合によっては 2019年3月末よりも遅くなるかもしれない」

と語りました。

あれれれれ   

たまたまこの証言が出る直前に、英国の第3四半期GDPが発表され、予想より若干良かったことを受け、ポンドは上昇していましたが、この発言は聞き捨てなりません。

英国議会は、毎週水曜日、昼から約2時間かけて 【PMQ 首相への質問コーナー】が行われます。私も時間があれば、このPMQの時間は、中継を聞いています。

昨日の水曜日もPMQがあり、一人の議員が午前中のデービスBrexit担当相の議会証言について、質問しました。

メイ首相は、「議会の採決は、2年間の交渉終了前に行われることは、間違いない。」と答えましたが、PMQ直前まで同首相はデービスさんにだけでなく、わざわざBrexit担当省に正式に問い合わせたと伝えられています。

そして、PMQが終了した数時間後に、デービスさんは正式な声明を出し、【Brexit条件に関する議会の採決】は、2年の交渉終了前に行うこととなる・・・と語りました。

最終的に、昨日の議会はほとんどの部分を、朝のデービスBrexit担当相の議会証言内容を巡り、野党側からの質問に答えることに終始したメイ首相でした。


メイ首相 PMQ



* 元在ベルギー大使の言葉
「メイ首相の元で  Brexit交渉を続けていく限り、交渉期限の2019年3月末までに、正式な交渉が終了するとは思えない」 と語り、最悪の場合の白紙状態での離脱について言及



*アイルランド共和国からの質問
皆様もご存知ように、アイルランドは、英国連邦王国に所属する北アイルランドと、EU加盟国であるアイルランド共和国とに分かれています。

アイルランド国境問題  は、本来であれば先週行われた10月19〜20日のEU首脳会談までに問題解決するはずでした。しかし、メイ政権は答えを明確にしておらず、アイルランドが「もしかしたら、2年の交渉期限中に解決しないリスク」に焦り出しています   




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はじめて「仲間に入れてもらえた」メイ首相

先週19日から2日間に渡り開催されたEU首脳会議(サミット)

2016年6月の国民投票で「EU離脱(Brexit)」が決定して以来、EUサミットの場でメイ首相に声をかける人は皆無でした。BBCテレビのニュースなどでも、「孤立無援、友達ゼロ」という内容の報道が続き、特にメイ首相のファンでもない私でさえ、辛いだろうなぁ・・・ ここまでしても、首相の座にしがみつきたいものなのかなぁ・・・ と、素人考えを巡らせていました。

しかし、先週のサミットでは、久しぶりにメルケル首相とマクロン大統領に囲まれて、笑顔を見せているメイ首相の写真が大きく報道されたのです。

サミット 1

これは、9月22日にフィレンツェで演説をしたメイ首相の口から、「移行期間の2年間に200億ユーロ支払う準備がある。欧州司法裁の権限も、その期間は認める」など、歩み寄りの姿勢を示したからでしょう。



* 驚きのメイ発言
昨日の議会でのメイ首相発言が、英国の国民だけでなく議員たちをも驚かせています。その発言内容とは、

「早ければ貿易交渉は、今年12月下旬からスタートする予定であるが、対EUとの貿易交渉が2年間の交渉期間が終了する2019年3月末までに完全に終わらなければ、その後には 2年間の移行期間は ない」 

というもの。

あれれ  貿易交渉 と 移行期間、別物ではないんですか  これが、私の素直な感想です。

この発言を受け、英国に籍を置く企業のトップは、「移行期間は必ず設ける と約束されたはずなのに、今になって ないかもしれない・・・と言われても   それなら、今すぐにでも英国からの脱出準備を始めなければ間に合わない・・・」と戸惑いの様子

現時点での英国の企業の動きとしては、今年12月14日に開催されるEUサミットからクリスマスくらいまでの間に、移行期間の期間と設置を、EUと英国政府との間で正式に決定し、その内容を確認してから、来年に入ってから企業の移動が必要であれば、そのタイミングを測る というものだったそうです。

英議会の議員の中でも、この「移行期間なしの可能性」に反感をもつ議員は多く、失業者や企業投資の低迷、当然ですが、英経済のリセッション入りの可能性などを心配する声が聞かれています。


サミット 2



* 最新の世論調査結果
Brexitに関する最新の世論調査結果は、こんな感じです。

・悪い条件で離脱するくらいなら、白紙状態で離脱する方が良い    37%

・移行期間を設け、その期間はシングルマーケットや関税同盟に残り、離脱のショックを徐々に緩和しながら離脱することが望ましい    25%

・Brexitそのものを撤回して欲しい    23%

・移行期間以降も、シングルマーケットや関税同盟に残りたい。そのために、EUに対し使用料を払い続けることも構わないし、移民が英国に入ってくることも我慢する    40%

・シングルマーケットを完全に抜けて、移民制限を重点的にやって欲しい    37%


・2度目の国民投票の実施には、反対    53%


こんな感じです。






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ハモンド財務相、議会証言での証言内容

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それぞれでお話しする予定ですが、Brexitの先行きがますます混沌としてきました。



* 白紙状態でのEUからの離脱の可能性
今までに、メイ首相やボリス・ジョンソン外務相などが、

「中途半端に悪い条件でEUから離脱するくらいなら、いっそのこと、白紙状態で離脱する方が、ずっとまし」

という内容の発言をしていました。これを英国では、「cliff edge」と呼んでおり、この漫画のコヨーテのような状態をさします。


ciff edge


本日行われた議会証言に出席したハモンド財務相は、Cliff edge なBrexit には大反対している人物ですが、証言台で

「cliff edge のBrexit、つまり白紙状態で離脱する可能性が絶対にない!とは言えない」

と語り、閣僚でははじめて、正式に白紙状態のBrexitの可能性を認めたことになります。



* 本日のタイムス紙1面
今朝のタイムス紙1面に

「ハモンド財務相、ハードBrexitとなった場合、Brexit用の特別枠を設定し、万が一の時に備えた資金を手元に置いておくことは、しない」という内容の記事が載っています。

タイムス


この記事について、同財務相は議会証言の中で、

「白紙状態でEUから離脱した場合、英国のビジネスなどはパニック状態になる。それを救済/緩和するための特別予算枠を設けることは、ない。もし、それをするのであれば、医療や教育など国民の必要とするサービスの予算を削ることを意味するからである。」

と語りました。

しかし、その後の証言で同財務相は若干 発言内容を和らげ、

「最悪の事態となれば、予算をどこからか、捻出せざるを得なくなるだろう。その場合は、医療や教育費に手をつけることにもなりかねない」 とも語っており、政府は現時点で、Brexit用の特別予算枠を全く設定していないことがわかりました。



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またしてもボコボコにされているメイ首相

ロンドンにいる時は、必ず車に乗る時に聞いているのが、LBCというラジオ局。ここは、ニュースと交通情報、お客様からの意見だけを流すラジオ局です。

本日の早朝番組に出演されたメイ首相。そこでの発言を受け、またしても ボコボコに叩かれています。



* Brexit に賛成なの? 実は反対だったの?
番組のインタビューで、

「メイ首相、もし国民投票がもう一度実施されたと仮定した時、貴女は離脱に票を入れますよね?」

という質問をニュースキャスターがしました。

メイ首相は、昨年の国民投票では「残留」に票を入れています。しかし、投票結果がBrexitとなったことを受け、メイ首相は ハードBrexit に基づき、離脱交渉を進めていますし、国民投票以降行われた3回の演説でも、同首相の口からは 「ハードBrexit」を支持する発言が続いています。

そのため、もし2度目の国民投票が実施されれば、メイ首相は躊躇なく 「離脱」に票を入れるに違いない!と思っていました。

しかし、彼女は今朝のインタビューでは直接答えることはせず、「一つだけ確かなことは、2度目の国民投票の実施はない・・・ということだ」 という発言に終始している状態です。


本日は朝からハモンド財務相が財務省特別委員会で議会証言中。

そして、本日のタイムス紙一面には、ハモンド財務相の反ハードBrexit予算案についての記事が載っていました。

これは後ほど紹介します。




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Brexitを巡る英保守党の分裂劇

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 



セントラル用



Brexit(英国のEU離脱)を巡り、英国の政治シーンは大きく揺れています。秋の英国は、年に一度の党大会開催時期とも重なり、否が応でも政治ネタが多くなりがちですが、今年はBrexit交渉を巡る、与党:保守党内部の分裂が連日報道されています。

このコラムでは、政治ネタは極力避けるようにしておりますが、展開次第ではポンドに影響を与えることにもなるため、日本ではほとんど報道されていない英国保守党の分裂劇についてお伝えしたいと思います。





今回のコラム記事の主な内容は、


・ボリス・ジョンソン外務相の反逆
テレグラフ紙への寄稿
ジョンソン外務相の真意
保守党議員たちの動き

・メイ首相、Brexitに関する3度目の演説
3人の閣僚も同行
演説内容

・メイ首相の演説を受けて・・・・
2年間の交渉後もEU離脱に動けない英国
移行期間設定は、メイ首相の無能力/権限の欠如の代償
移行期間が短すぎる

ここからのポンドについて考える







コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>>英国に住んでいる身としては、利上げ間近という理由でポンドが買われていることは理解できるのですが、「政治」の部分が重石となっており、素直にポンドを買いから入れない自分がおります。



4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 


プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
上田ハーローFX
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2013年7月8日より毎週月曜日
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