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中国、米国債購入を減らすか、停止か?

風邪がますますひどくなって、やっと起き上がって仕事をしています。

昨夜から気になっているのが、このニュース


(Bloomberg) -- 中国の外貨準備を見直す当局者らが米国債の購入を減らすか停止することを勧告したと、事情に詳しい関係者が述べた。

  中国は3兆1000億ドル(約345兆円)と世界最大の外貨準備について定期的に運用方針を見直す。この担当者の勧告が採用されたかどうかは明らかでない。





私はFT紙の Seeking Alpha の記事を読んでいますが、それを書いた記者の人は、中国の対米貿易黒字が大幅に縮小しない限り、中国がいますぐ米国債の購入を停止することは、考えづらい  としています。

ロイターの記事では、中国当局者がこのような決定をする背景には、米国債よりもリターンのよい資産があるため、そちらへ移行する可能性について言及しています。



米国債利回り 18年1月
(クリックすると拡大します)



これは、米10年物国債利回りのチャートです。

上が5時間足。 現在 2.5%を越えて上昇しています。

下が月足。 これを見て気がついたのですが、今までの傾向として、 「1月に利回りの高値」 を付けることが多いようです。
赤い縦線を引いた箇所が、1月です。

ただし、今回の長期金利 (国債利回り) 上昇は、ドル高を引き起こさないものであるため、非常に注意   が必要だと思います。普通の相場であれば、長期金利上昇はドル高となるのですが、そうならないということは、アメリカに対し悲観論が出てくる可能性も、念のために考慮しておいたほうが良さそうです。

今年は、金利の正常化の影響で、長期金利の上昇はマーケットも予想していましたが、このように 「中国が停止?」することまでは、織り込んでいませんでした。

昨日からのドル安/円高は、それを織り込んでいるマーケットと言えます。

織り込み度は、数値化できませんが、テクニカル・ファンダと同じくらい、この「織り込み度を測る力」 は、身につけておきたいですね。




Net Money


FXプライムbyGMO
[ 2018/01/11 00:31 ] 米国関連 | TB(-) | CM(0)

パウエル次期FRB議長の承認公聴会

パウエル次期FRB議長の承認公聴会が、昨日行われました。
私は、ライブでは聞かず、今朝起きてからチェックしました 

まぁ、いろいろお話しされていたのですが、ひとつだけ気になったのは、「バランスシート縮小後の規模」 に関する言及でした。

パウエルさんが仰ったのは、「3~4年かけて 2.5兆~3兆ドルへ」 縮小することを念頭に置いていらっしゃるようです。



米 FRBバランスシート縮小 NY連銀



このチャートは、ニューヨーク連銀が今年7月に発表した報告書 に載っていたものです。

ここでのNY連銀の分析によれば、バランスシート縮小後の規模について、

・縮小幅が小さい場合    3年くらいで1兆ドル弱の縮小 (チャート上のグレー線)
・中間予想     4年くらいで1兆5000億ドル強の縮小 (チャートの赤い線)
・縮小幅が大きい場合    5年近くかけて、2兆ドルほどの縮小 (ブルーの点線)


と3つの可能性を出しています。

そして、昨日のパウエルさんの証言によると、一番縮小幅が大きい額を、5年より短い3~4年でやろうとしている ことになります。

ということは、単純に言葉通りに受け止めれば、米長期金利が上昇する可能性が出てくる??? ということなのかな

どなたか詳しい方がおられましたら、間違いがあれば、指摘してください。

ありがとうございます 







私の失敗/成功取引をご紹介した 「FXの成功&しくじりレポート<第2版>」 がスタートしました 

ファンダメンタルズとテクニカル、両方の理由を挙げて、それぞれの取引を説明しています。これを機会に、是非 お読みください    

                   

Net Money


[ 2017/11/29 23:14 ] 米国関連 | TB(-) | CM(0)

ブラックロック フィンクさんのインタビュー

世界最大の資産運用会社であるBlackrock(ブラックロック)
そこのトップのフィンクさん

ブラックロック



* ロイターのサミット
今週月曜日に開催されたロイター社主催の 「2018年世界投資サミット」 に出席しお話しされたようです。

そこでのお話しの要点を挙げますと


・2007年からの世界金融危機以来はじめて、世界景気が全体的にシンクロし始めた

・健全なマーケット、それがブル・マーケットだとしても、5~10%の調整は当たり前

・その5~10%の調整を、我々はまだ経験していない


・最近のマーケットは、しっかりとした足場に支えられている

・このまま静かな(ボラティリティーのない)マーケットが続くことを願っている投資家もいるが、それが長引くと混乱をも引き起こしかねない

・私が考える最大のリスクとは、ボラティリティーがじわじわと上昇してくることは、ない!という慇懃な自信である。その理由は、株式市場などのボラが今後もあまり上がらないと想定し、デリバティブなどに深く入れ込んでいる投資家がいることだ。

・アメリカの税制改革に関しては、若干心配している

・税制改革により減税されたとしても、企業のリーダー達が、(減税で浮いた)お金をどんどん社会に還元し、それが景気浮揚に結びつくのか?私は、この考えは間違っていると思う。減税で浮いたお金は、株式市場に戻ってくるだけなのではないか?

・今年のヨーロッパで一番好ましいことは、マクロン大統領の誕生である。彼が出てきて、ヨーロッパ全体にインパクトを与えたと確信している




* ブルーンバーグでのインタビュー
これとは別に、ブルーンバーグがフィンクさんにインタビューした動画があったので、見たのですが、フィンクさんが語っていることが実に興味深かったです。フィンクさんは、


「世界の人々の最大の不安は、退職後 生活をしていくだけのお金があるのか? ということである。しかし、ドイツや日本では、お金を銀行に預けるだけで、投資・運用をする習慣がない。これでは 資産価値がマイナス化 (インフレによる目に見えない目減りという意味だと思います) していく。そのためにも、もっと市場に透明性をもたせ、運用や投資に動くよう働きかけなければいけない。」


というようなことを言ってました。本当にその通りだと思います。投信(ETFs)が登場し、だいぶ 投資環境に透明性が出てきましたが、日本では どのくらい投信が活発に取引されているのでしょうか?

これはイギリスも同じですが、学生時代にお金や投資について、教育を受けていない。これが、ネックになっているのかな? と思いました。当たり前ですが、投資や運用 これは 知識がないと出来ませんので・・・  

私はファンドマネージャーの経験も、ファイナンシャル・アドバイザーの資格も持っておりませんが、何かの形で力になれたら嬉しいな  と思いました。

そのためには、世界で何が起きているのか?を知り、それによって、どの金融商品が今後動くのか?
勉強する意欲がわいてきますね 





細胞レベルでFXしてる 
くみちゃん、元彼のことなんて忘れて、35億 稼いでみようよ 

Net Money


[ 2017/11/15 21:05 ] 米国関連 | TB(-) | CM(1)

FOMCが発表した資産圧縮について考える

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 



セントラル用



2007年に発覚した米サブプライムローン問題が発火役となった世界規模の金融危機。それを受け、米連邦準備制度理事会 (FRB)は2008 年以降、大胆な金融緩和策(QE)を講じました。あれから10年、ようやくアメリカはQE策を完全に終結し、先進国の中では一足お先に膨れ上がった資産規模の縮小へと動き始めます。

今回のコラム記事では、9月20日に実施されたFOMCで発表された「バランスシート圧縮」について考えてみたいと思います。




今回のコラム記事の主な内容は、

・資産圧縮とその規模
資産圧縮とゴール
資産圧縮の規模

・資産圧縮で浮上するかもしれないリスク
前例のないバランスシート圧縮作業
利上げと圧縮が同時進行か?
ドル不足が起きないか?

・QE策とそれ以降のドルと長期金利

・QE策の効果と今後の予想






コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>>今年3月31日にブルーンバーグのインタビューに応じたニューヨーク連銀のダドリー総裁は、「 a balance sheet runoff would be the equivalent of rate hikes, and when the process begins the Federal Open Market Committee may well take a pause in terms of raising. バランスシートの正常化は、政策金利の引き締め方向と同じ動きとなる。そのため、圧縮がスタートしたら、(想定以上の影響を及ぼさないよう)政策金利の引き上げを小休止することも選択肢として出てくるだろう。」と語っています。



4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 


[ 2017/09/23 03:12 ] 米国関連 | TB(-) | CM(0)

ジャクソンホール経済シンポジウムに向けて

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


FPネット用 27






ジャクソンホール経済シンポジウムとは、各国中央銀行総裁や関係者、エコノミストなど多数が参加し、経済全般について語り合う注目度の高いイベントであり、この会議が終わると本格的な秋相場が始まります。

先週のコラム では、このシンポジウムについて、基本的なことをお話しさせていただきました。今回は、この会議に向け、私なりの見通しや注意点をお話ししていきたいと思います。




今回のコラム記事の主な内容は、

・今年のジャクソンホールでの注目の2人
イエレン議長 8月25日 日本時間23時~
ドラギ総裁 8月25日  日本時間 28時(26日 午前4時)~

・過去のジャクソンホール会議のテーマと時代背景
2012年 政策環境の変化
2013年 非伝統的金融政策のグローバルな意義
2014年 労働市場のダイナミクスの再評価
2015年 インフレ動向と金融政策
2016年 将来に向けて強靭な金融政策の枠組みの設定
2017年 金融の安定

・イエレンFRB議長講演の注意点
バランスシート縮小時期について
次期利上げ時期へのヒント

・ドラギ総裁講演の注意点
短期のユーロの動きについて
ユーロ高とインフレ率との関係
金融政策(テーパリングを含む)について

・ここからのマーケット




コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>> そもそも中銀の伝統的な金融政策の枠組みとは、「物価安定の維持」を責務とし、その達成のために「インフレ目標」を設定するというものでした。しかし、2008年秋のリーマン・ショック後に世界を襲った金融危機の影響を引きずり、低インフレ率と低成長が続いているため、この伝統的な金融政策の枠組みの有効性について疑問が投げかけられる、そういう内容の会議となりそうです。<<<




4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

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私が書いた 「ずっと稼げるロンドンFX」 プレゼントキャンペーンのご紹介です   とうとう、第3弾まで来ました。 第3弾は、【ユーロ特集】です 

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[ 2017/08/25 20:34 ] 米国関連 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
上田ハーローFX
ロンドンFX:視るブログ
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2013年7月8日より毎週月曜日
マーケット動向について動画配信
することになりました
一緒に頑張りましょう!
~丸わかり! ロンドン発
★欧州経済事情~
欧州の注目テーマを一刀両断!

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新イーグルフライ
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私も新イーグル・フライで
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