お早ようございます。普段 土曜日は算数教室のお手伝いが入っているのですが、この週末はお休み

。この時間を利用して 最近 イギリスを賑わせているニュースをご紹介します。
特に日本の方が興味を持たれるニュースではありませんが、私自身 ちょっと感じるところがあったので 私の一方的な独断でのご紹介となってしまいます

総選挙期間中/直後の報道は全てが選挙関連のものでしたが、やっと最近 「いつもの普通の英国」に戻りつつあるようで、ニュースの種類もさまざまです。
1)10歳と11歳の男子に対する強姦未遂罪判決昨年10月、8歳の女子に対し 当時10歳だった2人の男子が起したレイプ事件です。最近の性関連事件はどんどんと犯罪年齢が下がってきているのが特徴で、この種の事件が報道されるのは たぶんイギリスだけに限った事ではないと思います。
それでは どうして この事件がここまで注目を集めてしまったかと言いますと、この公判がイギリスの刑事裁判の最高峰であるOld Bailey 「 オールドベイリー」 (ロンドン中心部Old Bailey街にある中央刑事裁判所)で行われたからです。公判の内容が毎日報道されていたので 私も注意して聞いたりしていたのですが、8歳の女子は自宅からライブテレビを通じての証人喚問となりました。10歳と11歳の男子2名は 裁判中ずっとお母さんが隣に座ってサポートしていました。
この裁判のやり方については国内でもさんざん議論されています。議論の焦点は、果たして8歳、10歳という年齢の子供達が大人の刑事責任を問う裁判所で裁かれる事の是非


に対してです。
8歳の女子は裁判所に出向くのが恐くて、自宅からのライブテレビを通じてでしか証言出来なかったようですし、途中で 「レイプの話しは嘘だった。男の子達と遊んでいたら遅くなってしまい、お母さんに ’おやつ

をあげない!’と言われるのが恐かったから でっちあげを言ってしまった」と証言内容を変えたりもしていました。その後 また再度証言を変えたようです。
児童心理学者達や報道関係者も、たぶん この事件は 世界中の子供達が一度は体験するであろう「お医者さんごっこ」だった可能性が高いと見ているようです。男の子達は ズボンを脱いで 自分達のものを見せた事は認めていますが、それ以上の事は否定しています。果たして事実が何であったのかは私にも分かりませんが、この10歳と11歳の男子達に対し陪審員達は レイプ実行犯に対して無罪、レイプ(強姦)未遂犯に対しては有罪判決を下しました。これが理由で、この2名の男子達の名前は今後ずっとレイプ凶悪犯のリストに載り続けるそうです。
私自身 このような年齢の子供達と算数教室でいつも接しているので、非常にこの事件を身近に感じたのは事実です。そして 算数教室に来ている同じ年代の子供達の顔を浮かべると、あの年代なら 何をしたか、何が起こったか に関しては はっきり覚えているだろう と思います。しかし それを英国刑事裁判最高峰の裁判所という場所で証言し YES, NO をはっきり自信を持って裁判官などに伝えられるか、ちょっとだけ疑問に思いました。事実 10歳と11歳になったばかりの男の子達は、一刻も早く裁判所から出たいので よく分からない質問に対して(裁判を終わらせたい一心で)YES と言ってしまったと漏らしているようです。
2)バラバラ殺人事件先週 英国北部の街を流れる川に 人間の体の一部と見られるものが浮いているのが発見され以来、死体の身元確認と犯人探しが始まりました。その結果 死体の身元は地元の売春婦である事が判明。同時に 同じ街角で商売をしている売春婦仲間3名の失踪も 今回の事件に関連しているのではないか?という事になり 警察

の捜査範囲が一挙に広がりました。
死体発見数日後、地元にあるブラッドフォード大学リサーチ部員専用の寮の管理人さんが 寮内に設置してあるCCTV (防犯カメラ) の内容をチェックしていたところ、女性が銃のようなもので撃たれ その死体を運んでいる男性が映っているのを発見

し大騒ぎになりました。
一昨日 逮捕された犯人は、40歳になる犯罪学の博士号取得中の学生。昨日 早速 警察が彼に事情聴取を始めたところ、名前は?という質問に対し、返ってきた答えは 「Crossbow Cannibal」(石弓カニバル)。事実 防犯カメラの殺人現場の映像によると、この犯人は 下の写真と同じ武器を使用していたそうです。

自分自身を「カニバル」と名乗ったからには、犯人は女性を殺害し体を切り刻んだ際に、女性の人体の肉を食べたのではないか?

という話しにもなってきました。
過去1年の間に この女性と一緒に売春婦として仕事をしてきた仲間3名が失踪しており、たぶん この女性達もこの犯人の犠牲者であるという見方が濃厚である為、警察は3名が住んでいた地域やこの犯人のアパート、そして犯人が学んでいた大学辺りを集中的に捜査しているようです。
この犯人の生い立ちですが、小さい頃 両親が離婚し 彼は兄弟と共にお母さんに引き取られました。このお母さん自身が売春により生活費を稼いでいたので、売春婦というものに対する「親近感」が高かったようです。その後 犯人は労働する事を拒否し、生活保護を受けながら (働かなくて済むという理由で)ずっと学生生活を続けていたようです。その後 博士課程で犯罪学を学び、過去の犯罪史を勉強しているうちに連続殺人事件や凶悪殺人事件に異常なる興味を持ち始め、それを実行したくて今回の犯罪を犯したと言われています。
彼が通学する大学と、彼が住んでいたアパートの丁度中間に売春婦街があり、彼は客としてではなく、売春婦の話し相手として毎晩 タバコを吸いながら売春婦を相手にお喋りしていたとされており、売春婦仲間には 自分はゲイである と語っていたとか。だから 売春婦の人達も気を許して犯人に付いて行っただろう と言われています。
まだまだ この事件ははじまったばかりなので、これから更なる奇想天外な展開が待ち受けているのかもしれません。今回の犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。
3) iPad発売!昨日だったのか一昨日だったのか 全く覚えていませんが、発売だそうです。これって 徹夜して並んでまで欲しいものなのでしょうか?

ロンドンのある ひとつのアップル・ストアーの行列ですが、そんなにいいの


私は 世界一のPC/ハイテク音痴

なのですが、どこが そんなにいいのか、iPadお持ちの方 教えて下さい!

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こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!
さっき新s(あらたにす)で 朝日・読売・日経を比較読みしてたら
「英財務担当相、経費の不正使用で辞任」という記事が目につきました
政権発足1カ月に満たないで こんなことが・・・
でも日本では TOPも幹事長も 金がらみで・・・
ポンと円の行方は どうなるのでせふか
N20さま バッサリ切ってみてくだされ