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米下院の決断

もっと早く記事を更新しようと思っていたら、不動産屋さんから連絡があって  なんだかんだと2時間以上も揉めていました。こういう予想外の出来事  って 対応に時間が取られます。悪い事に 未だに何も解決されていません 。腐るわ、 本当に 


ええと、何が書きたかったというと、ニュースを調べていたら 米上院に於けるIMF加盟国への資金支援に関する記事を見つけて 驚いた! という事なんです。

米上院は 「IMF(国債通貨基金)による加盟国への資金支援に対し、対象国による返済が見込まれない場合には、支援を反対する」 という法案を 賛成94票、反対ゼロ で可決した という内容。
ゼロですよ、ゼロ 

まぁ、特にIQが高くなくても この「返済が見込まれない対象国」というのは ギリシャを指しているんだろうな  というのは、簡単に見当が付きます。

アメリカは既に 今月承認されたIMFによる400億ドル相当のギリシャ融資に対し、間接的に資金支援しているので、これ以上 米国民の税金をギリシャ支援に使うのは勘弁してくれ! と言ったところでしょう。先週突如として決定した欧州緊急支援策(7,500億ユーロ / 1兆ドル 相当)に於けるIMFの分担は ドル価にして 3,170億ドル。アメリカはIMFの最大出資国 (約17%) である為、当然 ギリシャへの負担も最大となる計算ですが、同時に 最大出資国であるが故、拒否権を行使して決定を阻止する事も可能です。

上院議員の一人は、「米国は カリフォルニア州や ニュージャージ州が財政困難に陥った時、EUに対し これらの州に財政援助をして助けてくれ! とは絶対に頼まない。それと同じで、EUは ユーロ加盟国の救済に米国民の税金を当てにすべきでは ない 」 と語っています。他の議員も 「サブプライム危機が発端となった世界規模の金融不安のお陰で、米国民は もう 嫌と言うほど財政的困難を経験した。そこに持ってきて 今更 外国のある政府が財政困難で苦しんでいるから私達 (米国民) が一生懸命働いて払った税金をどうぞお使い下さい なんて言うと思っているのか?」 とも語っています。こういう時に私はいつも感じるのですが、アメリカ人の発言って ストレートですよね。非常に分かりやすい 

これに加え、米政治のキャピタル:ワシントンD.C.の政治家の間では、IMFが フランス人の総裁 (ストラスカーン氏) のお陰で 欧州救済の必然性に対し 必要以上に欧州寄りに偏った影響力を与えられたのでは ないか?  という疑問が囁かれはじめてきたようです。もし 総裁がフランス人でなく 全く欧州に関係のない国の出身者であれば IMFの対応もかなり違っていたのでは ないか?という事ですね。まぁ それは 私にはよく分かりませんが、米政治家達が恐れているのは、欧州支援策に対するIMFの対処の仕方が間違っていれば IMFの信頼/信用性に傷がつく という懸念でしょう。

この上院の対応が 今後 どういう形でギリシャ救済に影響してくるのか わかりませんが、ユーロ 本当に大丈夫なんでしょうか.... 

今日は 中国がユーロに対し前向きな発言をし 同時に 中央銀行と見られるユーロ買いがサポートしてきたようです。しかし私の目からみると、ECBの対応は常に後手に廻っており 市場をミスリードしてきました。そして このブログでも 禁じ手中の禁じ手と扱ったECBによる加盟国の国債買取も実施されています。この国債買取は 個人的には ギリシャ救済というのは表向き、本音は ギリシャをはじめとするPIIGS諸国の国債保有高が非常に高いフランス系銀行の救済  と言い換えても決して間違っていないと思っています。だから 先週 欧州緊急支援策決定の会合で サルコジ大統領は 支援を渋る独メルケル首相に対し 大声を張り上げて ケンカ状態になり、「同意しないのならフランスがユーロから脱落するぞ 」 と脅しをかけたのかもしれません。私がメルケル女史の立場だったら 「出来るものなら やってごらん!」 と開き直ってしまうかもしれません。可愛くない女です 笑

追記:
本日のユーロ・サポートの 他の理由として スイス中銀による ユーロ/スイス・サポートの話しをしている人もいました。昨日(月曜日)だけでも スイス中銀は推定 55億8,000万ユーロ相当のユーロ買い/スイス売りを実施しているそうです (しかし ここまで詳しい数字 どっから拾って来るのでしょうかね....)。こういうユーロ買いが徐々に他のユーロ・クロスをもサポートしはじめてきた というお話し


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こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!
[ 2010/05/18 22:24 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(8)
いつも分かりやすい記事をありがとうございます!


>サブプライム危機が発端となった世界規模の金融不安のお陰で、米国民は もう 嫌と言うほど財政的困難を経験した。

これを読んで、世界中に不良債権をバラまいておいて、この主張ができるアメリカは本当にジャイアンだなーと思ってしまいました。いやジャイアンに悪いか。。。
[ 2010/05/19 12:10 ] [ 編集 ]
お陰さまでプラス決済できました
N20さんの英国選挙、新政権誕生までの一連の記事は本当にためになりました。お陰さまで、ポンドドルで今までの損失をカバー出来る収益を上げる事ができました。v-221

頻繁に更新される記事は嬉しいのですが、くれぐれもお体に気をつけながらの記事投稿をお願いいたします。
[ 2010/05/19 19:29 ] [ 編集 ]
不動産屋との長い電話は、以前にもちらと書かれていましたが、トラブルですか?もちろん個人的なことをお聞きするのは何ですが、国によって色々商習慣も違うでしょうから、どんなんだろうと思ってしまいました。

私は以前に、住まなくなったアメリカの家を貸していましたが、最初の担当者がなかなかやり手だと思ったら、その人はすぐに会社を変わって、次のエージェントは投げやりな態度で、テナントが出た後のダメージ処理もこちら持ちになって損をし、結局その不動産屋は倒産してしまった事があります。
[ 2010/05/19 21:43 ] [ 編集 ]
55号さん
コメントありがとうございます。
そうなんですよ、そもそも どこが この世界規模の金融危機を引き起こしたの?というところを完全に忘れてるのか って感じですよね。

しかし 今回のギリシャ問題が ここまで 世界各国に「飛び火」するって 考えた人って いるのかしら? 笑
[ 2010/05/19 23:00 ] [ 編集 ]
あくあさん
今日わ!いい結果が出て 嬉しいですね!
更新回数を特に増やそう と心がけている訳では 絶対にないのですが 笑 とにかく 次から次へと いろいろ出ます。それも震源地が ほとんど 欧州なので、必然的に記事を書く機会が増える という悲しい?結果に....

でも 明日木曜日は 丸一日 お休みを頂きます!
[ 2010/05/19 23:02 ] [ 編集 ]
炭酸さん
今日わ

今 もめているのは、世界各国 どこででも起こる当たり前の事です。仰るように、担当者が変わって 1年以上 経つのですが、なんだか 新しい担当者に馴染めず というのが本音ですが 笑

しかし テナントが出る前に 当然 インベントリーチェックしているんですよね?ひどいですね。という事は テナントが住むに当たり 手付金という形でのデポジットも そのまま テナントに返却してしまったのですか?私だったら 訴えるな、その不動産屋さんを

ダメージの種類にもよるので、結局 自腹を切ったほうが安く終わるという事もありますが、間に入る不動産屋さんの担当者次第 という事もありますからね
[ 2010/05/19 23:05 ] [ 編集 ]
N20さん
こんにちは。
そうなんです。デポジット返しちゃって。その当時アメリカに住んでいなくて、状態を確認できず、まかせっきりだったのがあだになりました。

面倒だから売ろうと思って、別の不動産屋に値付けのために入ってもらったら、ひどい状態なのがわかって。でもそれが分かった時には、その賃貸マネージメント専門の不動産屋は、もう倒産してたんです。最後はちゃんと仕事をやる気もなかったんでしょうね。

以来、信頼できるエージェントが見つからなければ、自分の目の届かない国の不動産はなしだなと思っています。
[ 2010/05/20 01:01 ] [ 編集 ]
炭酸さん
ひどい経験をされたんですね....

私も5年ほど前ですが、ポルトガルの別荘地に物件を探しに行った経験があります。そこはポルトガルでも特別区扱いされており、ジャック・ニクラウスのゴルフ場が3つだったかな?新設される予定になっており、不動産がドンドン建って売れていた時代でした。7件ほど物件を見て ひとつだけ 非常に気に入ったものがあったのですが、考えに考えた挙句の果てに 購入を見送りました。うちの主人は どうして?と 私の決断を理解出来なかったようですが、私が最終的に二の足を踏んだのは ポルトガルの法律が分からない、言葉が話せない、いざという時 車でヒョイと来れない などでした。その点 イギリス国内でしたら、不動産購入/売却の経験があるし まず 言葉で問題がありません。

やはり 問題が起こった時 飛行機に乗って行かなければならない場所への投資は よほどの事がない限り 避けたほうが賢明かもしれませんね
[ 2010/05/24 17:35 ] [ 編集 ]
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プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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