お早ようございます

英総選挙前後に集中して報道を追い、迅速なブログ記事更新を心がけていましたが、流石に疲れました

。昨日はジムに行き汗を流し その後は スティーム・ルームとジャクジーに3時間近く浸かって疲れを全部出してきたつもりです。普段は寝る前にPCの前に向かうのですが、昨日は睡魔に襲われそのまま寝ました

。今朝は その為か 爽快な目覚めです!
この記事は昨日書く予定でしたが、一日遅れて本日になってしまいました。ごめんね

首相就任第一日目の昨日、キャメロン新首相は組閣メンバーを次々と発表しましたが、一番最初に発表された名前は オズボーン財務相とヘイグ外相。ヘイグ氏は前保守党の党首であり弁も切れるバリバリの政治家です。しかし オズボーン氏はキャメロン首相の「お友達」という以外 英国でも政治シーンに於ける露出度が低い方

。 そこで 今回は このオズボーン新財務相にスポット

をあててみました。
・若い!オズボーン財務相は来週5月23日に39歳になります。英国の歴史上で30代の財務相誕生は1886年以来!
・議員経験も浅い2001年に保守党から初当選。2005年より影の財務相となる。2010年総選挙では保守党選挙キャンペーンの指揮者として活躍
・金持ちすげ~~金持ちみたいです



。 オズボーン氏自身が公表している個人資産は推定430万ポンド(約6億円)となり、保守党議員中 No.1

。しかし それだけではありません。オズボーン氏のお父さんが経営している壁紙製造会社の資産規模は10億ポンド(約1,400億円)

と推定され、この資産は全てオズボーン氏が受け継ぐ事になっているそうです
・お坊ちゃま17世紀から続く准男爵の家系に生まれました。まぁ 上に書いた資産規模を見て頂ければ説明する必要ないのですが、この人 働いた経験ありません

。 オックスフォード大学卒業後 一時的にセルフリッジズ(英高級デパート)に就職するつもりだったようですが、結局働いていないみたいです。で 何をしたかというと、たまたま保守党本部のお手伝いの仕事があったので、アルバイト的に働いたとか?
・失言続出?働いた経験がないからか、お坊ちゃま育ちが災いしたか、テレビのインタビューの質問に対し 全くトンチンカンな答えをする事がよくあるようです

。 特に経済に対する理解度が弱いという定説もあり、この人を財務相にして大丈夫なのかい?

という疑問を持つメディア関係の人がかなりいるとか?特に金融専門紙であるファイナンシャル・タイムス紙(FT)は オズボーン氏の経済知識の薄さに対し こてんぱに叩いた経験があります。
・ロンドン金融街シティーでの受けは悪い30代で若いから というような偏見は、この国ではあまり持たれません。出来る人は若くても出来ます

。 しかしシティーに於けるオズボーン氏の評価が低い理由は
ビジネス経験がゼロだからです。海千山千の企業/銀行のトップ達が心細く思う気持ちは十分に理解出来ます。
・銀行業界嫌い人間オズボーン氏は金融界の高給取りに対し厳しい罰則(ボーナス特別課税など)を課すつもりである事を、影の財務相時代から口にしていました。本来 「高給取り」に甘い保守党ですが、オズボーン氏に限って言えば 労働党以上に厳しい態度で 「金融業界に対して」臨むつもりのようです。

保守/自民党連立政権ですので、保守党オズボーン財務相の下に 自民党ロウズ氏が副財務相として就任しました。この方は オズボーン氏とは対照的な方。まず 頭脳明晰、数字に非常に強い、以前はシティーのバンカーとして活躍し、1987~1992年 米JPモルガン銀行のMD経験者。既に財政赤字削減を進める為の「個々の数字」を明確にしている模様。オズボーン氏とかなり違う方みたいです 笑
果たして お坊ちゃま / 元バンカー コンビが うまく機能するのか、お手並み拝見と言ったところでしょうか?
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あ、もちろんこの人がと言っているのではないですよ。