お早ようございます。今日は 朝起きて すぐに豪ドルを売りました。でも 下げ渋ってます

売値にストップを置いて 今から外出です。本日は ロンドン時間午後3時より バーナンキさん ガイトナーさん 両氏の議会証言があるので それまでには帰宅し 準備万端にする予定

出かける前に簡単にニュースを
1)IMF金売却に関するニュース以前 このブログでも記事にしましたが IMF金売却の買い手として 中国の名前が挙がっておりました。昨年冬に行われたIMFによる金売却に関しては
この記事 をお読みください
そこでも書きましたが、通常のマーケットですと IMFによる金売却の話は 潜在的な金の売り圧力として警戒されています。前回は インド中銀が「買います!」と言ってくれたので 金市場では 全く何の下落リスクの影響を及ぼすことなく終了しました。現在 再度 IMF金売却話しが出ていますが 果たして 今回は中国が買い手となるのでしょうか

今週月曜日に米銀が 「中国人民銀行(中央銀行)は依然として、IMFによる191トンの金売却先の最有力候補である」という顧客向けレポートを出したようですが、本日になって 様子が変わってきてます。
まず ワールド・ゴールド・カウンシルの誰かが、「中国はIMF売却分の金の買い手として 現実的な候補では ない」との見解を示したのに続き チャイナ・デイリー紙が 中国黄金協会高官の発言として 「IMFの金を中国が買う事は 多分 ないであろう

。理由は そういう行為を中国が取ると 投機筋がざわめき立ち

市場に不必要のボラティリティーを与えてしまう結果となる

。中国は 今後も 海外の金鉱山を買収するなどして金保有を増やす予定である。」を載せているようです。
このニュースを持って 金は 下落基調を強めました。
2)フォークランド問題1982年 英国とアルゼンチン間で フォークランド諸島の統治権を巡り フォークランド紛争が勃発しました。そして 今回は 油田開発を巡り 両国は またまた 対立関係になっています

事の起こりは 今週月曜日 英石油会社:デザイア・ペトロリアムが フォークランド諸島沖160キロ離れた海底で 石油/天然ガスの資源探査の為 試掘を開始すると発表。同諸島周辺には 原油だけでも推定埋蔵量 35億バレルの海底油田があると されており 同社による試掘作業は30日間に及ぶ予定。
周辺海域での資源開発を巡っては、同諸島の領有権を主張するアルゼンチン政府が強く反発しています。今週からメキシコで始まった中南米・カリブ海諸国首脳会議の席でも アルゼンチンは この問題を提起、最終的には 参加国全員(32カ国)の支持を取り付けることに成功し、英国に対し早急に領有権確定のための2国間協議に入るよう求めた模様。昨夜のBBCニュースを 私も見ていましたが あのベネズエラの大統領が 「Hello Mrs. Queen」

とかいう前置きで 画面に向かって話してましたよ、ゲロゲロ....

これを受けて 英外務相:ミリバンド氏は昨日午後 ロンドンでの演説で 「国際法上、フォークランド諸島は英国に主権があることは 疑いの余地がない。所有権以外の件で話し合うのであれば 用意はある」と発言しました。
そして 昨夜遅く アルゼンチン外務相は 英国の出方に不満を示し、国連事務総長と本日 ニューヨークで面談する予定。今朝になり 英ガーディアン紙やタイムス紙が伝えたところによると アルゼンチンは ブラジル、ニカラグア、ベネズエラの支持を得ているようです。
そして タイムス紙によると 英国は軍事的行動は全く考えていないが フォークランド諸島へいつでも出動可能な潜水艦の手配は準備済みとも書いてあります

。最後になりますが ブラウン首相/ミリバンド外務相は アルゼンチンによる国連との面談の結果を見るまでは コメントを控えています。
これが 英国/アルゼンチン間の問題であれば 事は大きくならないと思いますが、ベネズエラやニカラグアというところが関与してくると 話しは複雑になります。要注意ですね

。こちらでも 各社ばらつきはありますが、一部のテレビ局では ニュースの第一報として このニュースが伝えられています。
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ユーロショートポジションが多いためか、なかなか、下がりません
オージーとは目の付けどころが違いますね。
金が落ちるのも、予感がしてましたが、また売れませんでした。
ホントにびびりでヘタクソです。