お早ようございます。雪

が降ってはやみ 降ってはやみを繰り返しているロンドンです。英国東部では 10センチ程度の積雪らしいですが うちの近所は 道路の雪が残っている程度で済みました。
*イラン本日 イランでは革命記念日の式典

が行われている模様です。これに先駆けてなのかどうかは 判りませんが、イラン政府は 数日前から 英BBC、米CNNの閲覧停止を しています。それに加えて 昨日からは 米グーグルのメイルや ツイッターの使用も停止した模様。これを受けて 米国では 何か大きな「事件」(もちろん核関連)を計画しているのではないか?という憶測もあり それが 米株式指数の下落を招いたという見方をしているオッサンも いるようです。
本日の革命記念式典に対する反政府勢力によるデモが多数計画されているようで なんだか 落ち着きませんね

イランの核施設で 濃縮度20%のウラン精算作業が継続しているようですが、大統領は 「最高80%まで濃縮可能な技術を イランは保有している」 と暴言を吐いている模様

蛇足になりますが イランと言えば 絶対に忘れられない出来事があります。まず 2008年に 原油取引通貨をドルからユーロへシフトしました。その後 たしか 昨年9月だか10月だったと思いますが イランの大統領が 自国の外国準備金を ドル⇒ユーロにシフトするよう 命令を下しました。これを受けて 同国の外準比率は ユーロ>ドル と なった筈です。笑ってしまう

事に この当時のユーロ/ドルは 1.4650-4750という最高値付近

だったので かなり ロスってる筈です。まぁ 外準であり 単なる為替取引では ないので 「大きなロス」と呼ぶのは 間違っているのは 十分に承知していますが それにしても ざまぁみろ

かもしれませんね
*EUサミット本日 EUサミットが開催されています。要人発言は 五月雨式に出てくると予想されますが EU大統領の総括記者会見は 15時35分GMTに予定されています。
このサミットに先駆け 昨日の英議会に於ける首相への質疑応答で ある議員から「英国は自国の財政赤字削減を優先するべきである。EUは 現在 200億ユーロ規模のギリシャ救済資金設定を話し合っていると噂されているが 英国がその救済資金の一部を出す必要があるのか?」

という質問が出ました。正直 このオジサンの言っている事は非常に理にかなっているように聞こえますが 誠に理にかなっていない内容なんです。英国は EU予算全体の約2割を出しています。もし この比率が ギリシャ救済資金の割合となる場合 英国は (単純計算)40億ユーロも 出さなければ ならんのだよ! という雄叫びが聞こえてきそう。
ブラウン首相は議会終了後 ダウンニング・ストリートより 「ギリシャ問題は 基本的にユーロ使用国間で起こった事件である。英国としては ギリシャ救済は IMFを通してのみ 実施する」と 声明を出しました。しかし 本日 EUサミット参加の為 ブリュッセル入り

したブラウン首相は 早速 他のEU首脳に 叩きのめされているようです

。どういう結果になるのか 興味がありますが、果たして 救済策でお金をポンと出して それで 解決するんでしょうか?EU首脳としては ギリシャ問題が 他のPIGS諸国へ飛び火するのを恐れている

のは 理解出来ますが 個人的には こういう救済策は モラル・ハザートに感じてなりません
ユーロのポジションをお持ちの方は EUサミット参加要人による度重なる発言、憶測に ご注意下さいこの記事がお役に立ちましたら 欲張り3段攻めポチッ御願いします!
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