昨日の米休日の「まったりマーケット」

とは打って変わり 本日は 動きがあり

嬉しかったです

英CPI +2.9%は 予想より高めだったのですが 個人的には 2008年12月 リーマンショック後のボコボコ景気

の時と 2009年12月とを比較して 「一体 いつ 英中銀は利上げするのか?」と 早急な結論を出すよりも 深呼吸

し 2月のインフレーション・レポートを待ちたいというのが 私の本心です。
今日は午後 ずっと出かけていた

ので マーケットは午前中しか 見れませんでした。とりあえず きが付いた点を書いてみますね
1)スイス再保険最大手: Swiss Re (スイス・リー) 事業の一部を売却同社は、再保険事業の一部を 13億スイスフランで 米投資家ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイに売却決定。これが 今週に入ってのスイス高の背景にある という説明がありました
2)独Ratiopharm社の買収合戦昨年11月くらいから 独ジェネリック大手:Ratiopharm社に対する買収攻撃の話しが聞こえていました。最近になり ようやく スウェーデンの EQT とかいう会社が 獲得合戦から脱落。最終的には イスラエル系Teva社、そして アメリカのファイザー(Pfizer)社の2社が残った模様。この2社による入札結果は 2月末には 判明するようです。買収金額推定: 28~30億ユーロ。まだ はしゃぐのは早いですが 突然

ユーロ買い要因になる可能性あり
3)英ダーリング財務相 財政赤字減らし 本気です!
本日 ダーリング財務相は 各省に対し 今世紀最大の歳出削減案を練る事を正式に要請したみたいです。場合によっては 3年間で最大16%の歳出削減を強いる可能性もある模様
4)英国小売協会からの発表英国小売協会 (British Retail Consortium = BRC)の発表によると 2009年12月の英小売上高は 前年比 12%増

。消費が本格回復したのか?と思わせる力強い数字となりました。どうして こんな高い数字が出たのか

具体的な理由は 書いてませんでしたが たぶん 今月からのVAT上げを控えた駆け込み需要も だいぶ 影響したと個人的に思っています。
英最大手デパート: John Lewis(ジョン・ルイス)の売り上げを見てみますと クリスマス商戦は 昨年比 +15.8%と 相当 力強いです

。しかし 1月9日までの同社の売り上げは -1.4%
まぁ この数字は VAT上げよりも 雪の影響

だと思います。事実 同社のインターネット販売高は 昨年同月比 ナント 56%高

となっています
5)Optus IPOか?シンガポールテレコムが オーストラリアで展開している事業: Optus の株式公開を通して 約40億AUDの資金調達を計画している事が どこかの新聞にすっぱ抜かれたみたいです。これが 本日 豪ドルを底固くした理由のひとつ と言っている人がいましたが 本当かな?
6)米マサチューセッツ上院議員補欠選挙エドワード・ケネディ議員(民主党)が2009年8月に他界した事に伴う米マサチューセッツ上院議員補欠選挙が 本日 行われています

。民主党からは コークリー司法長官、共和党からは ブラウン州上院議員が立候補し どちらに軍配が上がるかが焦点
マサチューセッツ州は伝統的に民主党地盤であり 故ケネディ議員がずっと議席を守って来ました。それもあって 民主党コークリー氏は 楽勝

と思い込み クリスマス中 選挙運動を中止していたそうです

。それが祟ってか 一番最近の世論調査による支持率は ブラウン氏 51% に対し コークリー氏 46% と 逆転。慌てた

オバマ大統領は コークリー氏応援の為 マサチューセッツ入り。
来週予定されているオバマ大統領の一般教書の前だけあって もし 共和党のブラウン氏が勝ってしまった場合は 民主党離れが強まり、今年11月に行われる中間選挙に向けて 共和党の優勢を示す事になりかねません。
私は あまり よく知らないのですが

医療保険改革法案を巡り 上院議席数が なんだか やけに重要らしいんですよ
選挙結果とは全く関係ないのですが、英国のある新聞に載っていた共和党:ブラウン氏に関する記事で この人は 大学の学費を ヌード雑誌のモデルになって稼いだ と書いてあります

。本当なのかしら?
7)メリルリンチ ファンドマネージャー・サーベイ(1月)私 サーベイ自体を読んでいませんので 詳しくは 分かりませんが 一点だけ 目を引いたので 書き留めておきます。
1月に入り ネットで2%のファンドマネージャーは 「通常より高めのリスクを取っている」と答えたそうです。
’たった2%かよ....’

と思われるかもしれませんが、「通常より高めのリスクを取る」ファンドマネージャーが出現したのは 2006年1月以来。ちなみに 先月(2009年12月)の数字は 「通常より低めのリスクを取っている」と答えたファンドマネージャーは ネットで7%でした
今日は ユーロ/ドルチャートを ああでもない こうでもない と やっておりました。もう疲れちゃったので 明日 改めて チャートを見直し 何か気が付いたら 記事にします!
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