お早ようございます。今朝起きたら ザーザー降りの雨の音。深々と雪が降っていた今までと違い 新鮮な感じを受けました。今日は まだ 最高気温ゼロのようですが 明日からは 5度くらいまで日中気温が上がるそうなので 久し振りに 週末は車の運転が出来そうです
なんだか まったりした相場ですね。ECB待ちでしょうかね
ECB 金融政策変更なし (1.00%据え置き)
欧州全体として コア部分のインフレ懸念が 見当たらないので 当面 金利上げの必要性は ないと思っています。
ちなみに ダウ・ジョーンズ社が 行った48名のエコノミストに対するアンケートでは 全員 金利据え置き予想。48名中 15名が ECB金利が 1.25%か それ以上に上がるのは 9月末くらい を予想しているようです
私は勝手に トリシェ総裁記者会見、特に 質疑応答の部分に的を絞って聞くつもりです。
トリシェさんが ギリシャに関して どのような発言をされるか 以外 興味ない と言っても過言ではないかも。記者会見に詰め掛けた記者団も 当然 質問してくるに違いありませんから
先日 EU委員会、ECB共に 専門家を ギリシャに送り込み 財政状態をチェックしました。その結果 ギリシャが公表している赤字額、幅等の数字の信憑性に 疑問符がともりました。今週に入ってから 今度は IMFが 同じく 専門家を送り込んで ギリシャ政府と赤字削減に関する話し合いの機会を持っています。
もし 私が記者の一人で トリシェさんに質問をしてもよい立場にあるのでしたら 必ず 聞きたい質問は
「マーストリヒト条約では ユーロ加盟国の離脱の可能性に関して 言及されていない。現在 EUでは ユーロ圏離脱という選択肢があるのか?もし ギリシャ問題が ユーロという通貨の信頼性を 著しく傷つけ 他の加盟国の間で ギリシャ追放という感情論に発展してしまった場合 ギリシャは自らの意志でユーロ使用中止出来るのか?」
ですね。もちろん この問題は 中央銀行総裁に聞くよりかは EU委員会の法務関係のお偉いさんでも 答えられないですよね。リスボン条約にも こんな条項 ないでしょうし
法改正が必要になる問題ですね。という事は トリシェさんに聞く人 いないか....
ギリシャに対し EU,ECBは どのような対応 (救済策も含め)を取るおつもりですか? というような質問は 飛び出してきそうです。
まぁ どんな内容にせよ 確実に ギリシャ、ポルトガルに関する質問は 出ると思います。そして トリシェ総裁の返事の内容によっては ユーロが乱高下するかもしれません
先月 ギリシャ政府は 2010年度 財政赤字GDP比 目標 9.1% (現在の赤字GDP対比 は だいたい 12%くらい)と発表。そして 3年以内に 赤字幅はEU規定の GDP対比 3%以下に削減する とも言っておりました。それをもう少し具体的に示した 「ギリシャ 今後3年間に於ける安定成長プログラム」というものが 本日 ギリシャ政府から発表される事になっております
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