先ほど ポンドの記事を書いている間 ミルミルとポンドが下落

していたのですが、その原因のひとつと思われる事を発見しました。
年明け早々 アイスランド議会では アイスランド系銀行の破綻により 預金を引き出せなくなった英国やオランダの預金者への返済保証に関する法案を可決しました。しかし 本日 アイスランド大統領:グリムソン氏が同法案に対し 拒否権を行使したようです

この預金者への返済保証事件は 2008年秋に起きました。
ブログの記事リンク を貼っておきますので お読み下さい
この決定の背景は アイスランド有権者の4分の1相当の人達が強い反対を示している事を受けての決断と見られています。私もアイスランドの法律なんて 全然 知りませんが、一度 大統領が拒否権を行使した法案は 国民投票にかけられ 国民が決定を下すそうです。
この拒否権行使を巡り アイスランドに不利に働くかもしれない心配事
1)EU加盟に向けての段取りが 一時的にでも 中断される可能性アイスランドのEU加盟に関する記事 を 以前 書きました。お時間があれば お読み下さい
2)IMFから受け取る補助金支給の棚上げ危険アイスランドは 英国/オランダ預金者への返済資金 と それ以外の資金を まとめて IMFから調達する予定だったようです。今回 この法案が拒否権行使され 国民投票となる為 IMFは アイスランドへの補助を中止するかもしれません
3)S&P等の格付け会社による格下げの可能性私も 知らなかったのですが 先週 S&Pは アイスランドのソブリン格付けを ネガティブ から 安定的 へ 格上げしたそうです。この動きの根底にあったものは アイスランドが 英国とオランダ預金者への返済保証を受け入れる という前提条件があったようです。
この決断に対し ブラウン首相は 何もコメントを出していませんが、ダーリング財務相は 怒りの鉄建

です。過去1年以上にも渡り アイスランド当局と会合に継ぐ会合を重ね ようやく お互いの妥協点にたどり着いた

と思った途端 拒否権行使とは.........

両国の関係の悪化は 避けられないでしょう

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