今度の記事は、ガチです 笑
初心者向け に分類するには内容が難しすぎるのですが、あとで読み返す時に、【初心者向け】では こういうファンダメンタルズの基本をまとめておくと調べやすいな と思いました。
イールド・カーブのスティープ化ちょっと順番が逆になってしまいましたね
イールド・カーブのスティープ化 とか、えらい面倒な難しいことに聞こえてきますが、簡単に言ってしまえば、描いた曲線の勾配が急なのか? 平らなフラットなのか? それだけのことです。
ただし、急な勾配になるには、平らなフラットになるには、それぞれの理由や背景があります。
一般的に
急な勾配 = スティープ化 のときは、景気回復期 と色分けされます。
一年前からのイールド・カーブ比較百聞は一見にしかず ですので、チャートを見てみましょう。

過去のデータは
ここから、 本日のデータはネットで拾いました。
昨年1月(水色)の曲線は、フラット
今年1月(赤)の曲線は、スティープ
目で見ても はっきりと分かります。
そして、今年1月(赤)と本日(黒)の曲線を見ると、黒の線の方が勾配が極端になっているのもわかりました。
難しいことは書かず、勾配の極端さだけに限って説明すると、
ここまで急になったのは 4年ぶりです。
この勾配が急になるというのは、短いところ(ここでは、1年物国債利回り)は、政策金利を反映しているので 低いままです。
しかし、長いところ(10年と、20年、30年物国債利回り)は、将来の景気回復→インフレ率上昇を先取りして、グングン 上昇します。
結果として、短いところ と 長いところ の差(イールド・スプレッド)が大きく拡大し、それを線にすると、勾配が急になります。相場に絶対はありませんので、あくまでも教科書的な内容になってしまいますが、イールドカーブのスティープ化は、別名「リフレトレード」とも呼ばれており、景気や物価の改善を意識した景気循環株や、為替ではリスクオンの動きが強まるかもしれません。毎週月曜日と水曜日〜金曜日に井戸端会議でコラム記事
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是非一度、覗いてみてくださいね





