火曜日、夕食が終わってまったりしていたら、突如として流れてきた イタリア格下げニュース



2009年ギリシャ債務危機以降、EUからの要請で、
格付け会社は発表日を事前に発表することが義務付けられており、今回のような「突然」の発表は、かなり異例 
私はちょうどワインを飲んで ぐーたらしていたのですが、一気に眠気が覚めました。

主なヘッドラインは、こんな感じでした。
① FITCH DOWNGRADES ITALY TO 'BBB-'; OUTLOOK STABLE
フィッチはイタリアの格付けを BBB− に格下げ。見通しは 「安定的」
② FITCH SAYS DOWNGRADE REFLECTS SIGNIFICANT IMPACT OF GLOBAL COVID-19 PANDEMIC ON ITALY'S ECONOMY & SOVEREIGN'S FISCAL POSITION
格下げの理由としては、パンデミックがイタリア経済と同国の財政政策に与える多大なインパクトを反映している
③ FITCH SAYS STABLE OUTLOOK PARTLY REFLECTS VIEW THAT ECB'S NET ASSET PURCHASES WILL FACILITATE ITALY'S SUBSTANTIAL FISCAL RESPONSE TO COVID-19 PANDEMIC
見通しを安定的にした理由として、パンデミックを受け、イタリア政府の財政政策は大きな軌道修正を迫られたが、
ECBの国債購入プログラムに助けてもらえるからと判断した
④ FITCH SAYS DOWNWARD PRESSURE ON ITALY'S RATING COULD RESUME IF GOVERNMENT DOES NOT IMPLEMENT CREDIBLE ECONOMIC GROWTH & FISCAL STRATEGY
イタリア政府が、信用するに値する経済刺激策と、財政政策の方向付けをきちんとしない限り、
新たな格付け圧力がかかる翌朝(水曜日の朝)起きて、真っ先にイタリア長期金利をチェック。
窓開けオープンとなりました。
が・・・・ ECBのPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)があるためか、午後には落ち着いていました。
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