昨日、米上院銀行委員会で、フェイスブックが2020年のサービス開始を計画するデジタル通貨「リブラ」についての公聴会が開催されました。
日本に帰るたびに感じるのが、日本の暗号通貨熱。
それが、ロンドンに帰る途端、感じられなくなるというジレンマ

英国では、もう現金(キャッシュ)を使うことは、皆無と言ってよいので、その意味では暗号通貨を決済手段とすることが、二本以上に加速度をつけて、浸透してもおかしくないと常々感じていました。
たぶんですが、マネーロンダリング(資金洗浄)などの不正行為を、どのように取り締まるのか?そこがクリアーになっていない点が、特に金融センターであるロンドンで、なかなか日常生活に入ってこない理由のひとつかもしれません。
そして、フランスで開催されているG7会合。ここでの最大の話題は、デジタル税
英国では、昨年秋の予算案で、世界での売り上げが年間 5億ポンド(約700億円)以上の巨大IT企業に対し、売り上げの2%のデジタル税を課すと発表しました。
これに対し、EUでは、世界での売り上げが年間 7億5000万ユーロ(約920億円)以上、同時にEU域内で5000万ユーロ以上の企業に対し、売り上げの3%を課税するという案を出しています。
G7開催国のフランス・ル メール財務相は、今回のG7でデジタル税率の上限/下限を決定したい意向を示しておりますが、アメリカが猛烈に反発しているので、どうなるのかわかりません・・・
為替に関する話は、まだ出ていないようですが、ドル安に関する発言などが漏れてくるのか、注意したいと思います。

この写真のル・メール仏財務相を、私は バルニエBrexit主席交渉官だと思ってしまいました



フランス人、似てます・・・
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たぶん、
10月からの日本への一時帰国前、最後のセミナーとなるような予感がするので、Brexit進捗状況や、ECBの次の一手などにご興味のある方は、是非ともご参加をお待ちしております。
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