今日は選挙日和です。
まず、ルクセンブルグ総選挙、ドイツのバイエルン州議会選挙、そしてベルギーでは地方選挙が、それぞれ実施されています。
私の興味は、ずばり ドイツのバイエルン州議会選挙
* 姉妹党:CDU党とCSU党との関係 キリスト教民主同盟(CSU党)は、バイエルン州基盤の政党で、1946年以降現在までずっと、同州議会の第一党として単独で議会を運営してきました。1949年にメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU党)の姉妹党となり、現在に至ります。
バイエルン州は、ドイツの人口の16%を占め、GDPは18%を超えています。州都は、ミュンヘン。
この州出身の国政レベルの議員は、ドイツ下院の20%を占めており、かなり存在感がある州です。
CSU党はCDU党と姉妹党と書きましたが、今年6月には、メルケル首相が決定した難民対策に反旗を翻し、CSU党が姉妹党の関係を解消するかもしれない!という事態が発生しました。結局、6月のEUサミットは急遽「難民サミット」に変更され、本来であればBrexitについて協議するところ、完全にドイツに乗っ取られました。そして、9月に入ってからも、CDU党とCSU党は、国内の諜報機関のトップ人事で、またしてもいがみ合っているところです。
* 前回選挙と最新の世論調査結果どうして私がここまで注目しているか?という理由は、CSU党の単独支配が崩れるからです。

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* たかが州議会選挙・・・と軽視できない理由ギリシャ債務危機が発覚した翌年の2010年、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州で州議会選挙が実施されました。この州は、SPD党(社会民主党)基盤でしたが、この時の選挙でSPD党が大敗し、CDU党が第一党となったのです。
この州議会選挙以降、国政/地方両方でSPD党の得票率が下がり始めました。そして現在は、伝統的2大政党のひとつであったことが嘘のように、存在感がほとんどありません。このように、国政レベルにも影響を及ぼすかもしれなく、たかが州議会選挙と軽視できないのです。

果たして、1946年以降はじめて、CSU党の得票率が4割を割るのか? AfDがどこまで票を伸ばすのか?面白い展開となりそうです。
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キリスト教民主同盟はCDU
訂正した方がいいかと。