つい数日前まで23~25度の陽気でしたが、昨日午後から肌寒くなり、とうとう 現在 12度

小さいストーブをつけながら仕事しています。
* 本日、私を含むイギリスの納税者は、機嫌悪いッス・・・・ 
今朝からずっと同じことがニュースで繰り返し報道されていますが、2008年にリーマン・ショック

がおきた直後、英国のRBS銀行とロイズ銀行が一部国有化されました。
その中でも特に、RBS銀行は当時のイギリス経済そのものに匹敵する2兆ポンド以上にもおよぶバランスシートを保有していたため、破綻は想像を超える痛みを伴いました。
大きすぎて潰せない・・・
政府は早速公的資金を注入し、RBS銀行の株を買い占めたのです
当時は、労働党:ブラウン首相でしたが、同首相が指示し、
政府が買い集めたRBS銀行の株価は、平均すると 502p(5ポンド2ペンス)* 本日の政府保有RBS銀行株の一部放出今朝 英国政府は、保有するRBS銀行株のうち、9億2500万株を放出
1株あたり 271p(2ポンド71ペンス)
売却総額 約25億ポンド
平均取得株価が 502pでしたので、今回の放出による損失は、約20億ポンド
私達の税金 返してください と言いたい。
しかし、話しはここで終わりません。昨年、英国の国立監査室が出した試算では、取得時の平均株価は502pですが、それ以降 かかった経費などを考えると、一株あたり 625p(6ポンド25ペンス)で売って、はじめてトントンになるそうです。
つ ま り、本日 271pで放出した9億2500万株から発生した損失は、約33億ポンドになる計算



ちなみに、2015年に1回目の放出がありましたが、その時は1株当たり 330p(3ポンド30ペンス)で売って、19億ポンドの損失でした

RBSの政府保有比率は70.1%から62.4%に低下しましたが、もし 今後 RBS銀行の株価が大きく上昇しなかった場合、政府保有分を全て売却した場合、そこから発生する損失額は、200~300億ポンドとなるようです


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