もうすぐ治療にでかけますので、本当に短い記事になります。
ファンダメンタルズを中心に取引してる私にとって、先読みは非常に重要な部分です。
ここでは、先読み例3つ、ご紹介しますね
* イタリア/スペイン政局動向と時間的問題 【6月政治編】スペインは内閣不信任案決議の採決が、金曜日に実施されます。もし、そこで不信任となれば、夏にも総選挙となるでしょう。
イタリアの場合はもうちょっと複雑ですが、
コッタレッリさんの内閣が信任される可能性は、現時点では低いです。そうなると、早ければ8月、遅くても秋に総選挙という動きになるかもしれません。
その場合、6月末のEU首脳会議(サミット)では、Brexit交渉の中でも特に、アイルランド国境問題などが話し合われる予定なのですが、スペインもイタリアもきちんとした内閣が存在しないままのサミット出席となり、
「心ここにあらず・・・」作戦が展開されるかもしれません


* イタリア/スペイン政局動向と時間的問題 【6月 ECB編】マーケット参加者の間では、6月の欧州中銀(ECB)理事会で、テーパリングについて、なんらかの発表がある・・・・ が、コンセンサスになっています。
今後の両国の政局動向次第では、このコンセンサス自体が変更されることもあるでしょう。
しかし、もしマーケットの思惑通りに行かなかった場合、つまり QE策が来年以降も延々に継続された場合、目先の問題として、ドイツやフィンランド、オランダなどの購入対象国債が枯渇しているため、「買う国債がない~

」 という問題が起きます

逆に、「はいはい、予定通り、9月に終了しますよ」 とか、 「9月から12月まで最後の延長をして、年内に終了しますよ」 とかになると、12月以降 イタリア国債を買い支えてくれる人 (=ECB) がいなくなりますから、イタリア国債はさらに急落し、国債利回りは大きく上昇することは、火を見るより明らかだと思います



特に後者の場合、血祭り的な混乱が起きるかもしれません。
* イタリア政局動向と時間的問題 【秋 政治編】もしイタリア総選挙が9月とか10月に実施されると、先ほど書いた 「ECBのQE終了時期」 と重なるため、この時期の欧州は荒れます。
QE延長をしても荒れる。延長しなくても荒れる。何をしても荒れる



稼ぎ時ですなぁ

それでは、そろそろ行く準備します~
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