今週は正直、めちゃくちゃハードな一週間でした。
私は毎週金曜日、昼から1時間だけですが、「自分自身にアポ」を取る習慣があります。
と言っても、はじめてまだ半年ちょっとですが、非常に気にいっています。
これは、私が尊敬するある女性から教えていただいた習慣です。
その方は、人間はお金や時間の余裕を持つことの大切さを教えてくださいました。
言われてみると、私は日曜日から木曜日まで、キッツキツの時間配分で仕事をしているので、余裕など全くありません。
その意味で、金曜日の昼から1時間だけ、スタバに行って、抹茶ラテとお昼ご飯を食べながら、大好きな推理小説を読む。
たったこれだけですが、本当にこの時間が私に理性を与えてくれていると言っても過言ではありません。
皆さんも 「自分とアポ」 これを是非真似してみてください
* 驚きの悪さ、英Q1 GDP速報値今年の英国の冬は、長い/寒すぎる/雨か雪が続き、30年住んでいる私でさえも、弱音を吐きそうになりました。これだけ天候不順が続いたのだから、GDPが弱くなっても当たり前

と言いたいところですが、今まで発表された3月の経済指標を見る限り、思ったほど 落ち込んでいない。
だったら、GDPも当然、予想と同じくらいか、ちょっぴりだけ悪いか? せいぜい そんなもんでしょ? と余裕をかましていたマーケット参加者
ところが、いざ発表された数字を見て、びっくりの栗
英・2018第1四半期GDP 速報値 (前期比)
2017Q4 +0.4%
Q1予想 +0.3/0.4%
結果 +0.1%
2012Q4以来の低さ
(クリックすると拡大します)
英統計局(ONS)からの発表内容 を見ると、ここまで低かった理由がわかりました。
このチャートは、英経済を製造業/建築業/サービス業にわけて、GDPの数値を表わしたものですが、
建築業がマイナスなんです・・・ これが、大きく足を引っ張りました。

(クリックすると拡大します)
* 驚くほど弱いGDPを受けて・・・・この驚くほど弱いGDPを受けて、各方面からコメントが出ています。
・メイ首相報道官予想よりも弱い数字が出てしまったが、英国経済の基礎は、しっかりしている
・ハモンド財務相3月の大雪の影響がかなり悪い結果として出てしまった
・統計局3月の大雪の影響は、限定的
・英管理者協会 (会社幹部・弁護士などからなる管理者協会.)大雪の影響はあると思うが、Brexit の影響で、先行き不透明感が払拭されず、企業投資が踏みとどまっていることも大きな要因
・エコノミスト誌のシンクタンク EIU (Economist Intelligence Unit)3月の大雪のせいにしたい気持ちはわかるが、たかが1週間 雪が降っただけで、これだけGDPが弱くなるとは考えづらい。この数字を見る限り、5月に利上げに動くのか、英中銀は今まで以上に慎重になるだろう。
* 5月利上げの可能性本日のGDP発表前

利上げの織り込み度 50%
GDP発表後

利上げの織り込み度 20%
金利先物市場での織り込み度は、
2週間前

2018年は2回の利上げ
現在

2018年は1回の利上げがあるかどうか、ギリギリの線
次回のGDP改定値の発表は、5月25日です。
英中銀 Super Thursdayは、5月10日なので、ちょっと雲行き怪しくなってきましたね・・・・
