昨日の
FXプライムbyGMOさん でのセミナーでもお話ししましたが、現在の英国政府は、リーダーシップを取れる人が いません。
一応 メイ首相というリーダーがいるのですが、Brexit 1つ取っても、保守党内部をまとめられないため、そういう人物が国を引っ張っていける訳がない・・・ というのが、一般的な見解です。
と書いている最中に、コインチェックの記者会見があって・・・ だ~れもBrexit とか古いニュース、興味ないだろうな・・・ と俄然 やる気がなくなっている美子さんです w
* ダボス会議、ハモンド財務相のインタビュー昨日のダボス会議では、イギリスからは メイ首相がスピーチしましたが、ハモンド財務相も会場のインタビューなどで、
ポンドについて いろいろ語りました。
そういうインタビューの中では、当然ですが、Brexit についての質問も多数受けたことでしょう。
そのBrexit に関するインタビュー内容が、本日の英国の各新聞で一面報道されました。

(サイズがでか過ぎてダウンロードできないので、重要部分のみ掲載。クリックすると拡大します)
赤い★がついている記事がそれですが、内容としては、
「メイ首相が考えるBrexit像(=ハードBrexit)とは違う考えを、ダボス会議で話しまくるハモンド財務相。保守党内部のBrexit案を統一するだけのリーダーシップがメイ首相には欠けている」
ということを、言葉を変えて書いています。
* ハードじゃなくて、ソフトにしたいハモンドさん昨日 ダボス会議でビジネス・リーダー達と昼食会を持ったハモンドさん。

そこで、「英国政府としては、過激な離脱は望まず、穏やかな離脱の路線で進めていこうと検討中」
という持論を展開したそうです。同じ会場の違う場所にいたメイ首相が話したBrexit内容とは全く違います。
これを聞いた保守党のBrexit強硬派は、勝手な持論を述べるハモンド氏を止められないメイ首相に怒りを感じている模様。
そして、Brexit とは関係ないのですが、今週に入り、外務相であるボリス・ジョンソン氏が、英国の無料医療制度(NHS)の予算配分や使い方について口を挟み、えらいことになっています。
このように、Brexitだろうが、NHSだろうが、党の統一をとり、勝手なことをあちこちで言わせない強いリーダーが、英国にはいないんですね・・・
* 首相交代もあるのか?正直 この話題 飽きました。もう1年以上 言われていて、結局 メイさんが首相ですから・・・
ただし、48名の保守党議員が「首相交代(リーダーシップ・チャレンジ)」をやる決意がついたら、いつでも可能です。
私が最近 よく使う 「マーケットへの織り込み度」
それに関してですが、新しい党首選の実施は、いつあってもおかしくないので、織り込んでいると思っています。
Brexitの内容についても、ハードBrexitまでは織り込んでいます。
ただし、「白紙での離脱」 これは、まだ織り込みが足りていないと思うので、もし そういう話しに急展開した場合は、ポンドにとってはネガティブな話しになると、現時点では思っています。
ただね、EU側にも相当ネガティブな話しなので、両通貨にとってネガティブということになるんじゃないかな? と、今は考えています。
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