昨日(日曜日) 党大会を開催したドイツSPD(社会民主)党。この党は、9月24日の総選挙前までは、メルケルさん率いるCDU/CSU党と大連立を組んでいました。
そして、総選挙では20.5%という得票率しか得られず、党として 「大連立は組まず、最大野党として生き残る」 決心をしたところでした。
しかし、その後の連立協議で、「CDU/CSU + FDP党 + 緑の党」 によるジャマイカ連立誕生か! と思いきや、FDP党が連立交渉から抜けたことを受け、2大政党のひとつであるSPD党がメルケル首相率いるCDU/CSU党と「大連立」を組む話しが出てきていました。
今回の党大会では、この「大連立」について、党員が投票し結論を出したということです。
冷静に考えれば、9月24日からきちんとした政権が樹立されていないドイツ・・・
英国がEUから出ることもあり、残された27ヶ国が、より統合を深化させることを、フランスとともに進めていくためにも、一日も早くドイツに正式な政権が誕生することが、待たれていました。
* 投票結果642人の参加者による投票結果は、
連立に参加することに
賛成 362票
反対 279票
棄権 1名
こういう結果になりました。
CDU/CSU と SPD の政策に対する姿勢の違いについては、
過去記事に書いてますので 参考にしてくださいね
* 連立誕生は3月か?本日から早速、正式な連立交渉に入るのですが、メルケル首相は今年2月12日に開催される「ローゼンモンターク Rosenmontagszug (バラの月曜日 ローズマンデー(Rose Monday)」 のカーニバルまでに交渉を成立させたい意向を示しているそうです。
もし、
この日までに合意となれば、その後 SPD党は全党員 44万人による 「採決」 がなされます。
そこで SPD党が大連立に賛成すれば、一番早い日として、
3月12日にメルケル新政権誕生という運びになるようです。
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