本日、
英国の2017年第3四半期GDP 確定値 が発表されました。
* Q3 GDP 確定値Q3 GDP (前期比)
改定値 +0.4%

確定値 +0.4%
GDP (前年比)
Q2 + 1.5%

Q3 +1.7%
ちなみに、2015年GDPは +2.3%
2016年GDPは、+1.9%
* 英国の各世帯は借金体質となっている?このエクセルシート には、今回のGDPの内訳が詳しく載っていますが、特に 「マズイな・・・」

と思ったのが、一般世帯の借金体質でした。
・赤い枠で囲んだ部分一般世帯の財政事情。 マイナスが4四半期続いていますが、これが意味するのは、イギリス人は借金をして消費している。それも、4四半期も続けて・・・ という意味で、借金が4四半期連続したことは、今回がはじめて
・青い枠で囲んだ部分これは、可処分所得の伸び率です。
4四半期にも渡り、借金で消費しているイギリス人達ですが、彼らの可処分所得は、マイナスだったりプラスだったり・・・
Q3 可処分所得の伸びは、わずか +0.2%
インフレは3%を超えていますので、借金に頼る構図はしばらく続くのかもしれません

・黄緑枠で囲んだ部分これは一般世帯の 「貯蓄率」 です。
Q3は 5.2%となっており、前期より下がっています。
私はイギリスに住んで29年が経ちましたが、貯蓄率が5%台を経験したのは、たぶん 今回で2回目とか3回目のはずです。
だいたい 10%を切って一ケタ台になると、「やばくね?」と感じていたので、今回は相当 「やばい」

です
この数字が意味していることは、借金していない人は、貯金を切り崩しながら消費をしているという意味にも受け取れるでしょう。
* ポンド安は、形を変えた「増税」昨年のBrexit決定以降、ポンドが急落し、ずっと考えていたのは、 「英国にとって過度なポンド安は、輸入物価を押し上げ、これって形を変えた増税と同じだわ・・・」 ということ
ポンド安で輸出が潤うのなら嬉しいのですが、今のところ 私達に直接関係してくるのは、輸入物価の上昇です。
私 ずっと考えていたのですが、日本でも英国でも学校教育の中に 「お金の教育」 これを入れるべきだと思うのですよ。もちろん、親が子供に伝えることが一番でしょうが、教育の中に盛り込むこと、必要なのではないかな?って、強く思います。
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