本日 ロンドン時間 午前9時15分 (日本時間 17:15)から 2時間ほどの間、ポンドが動くと思います。ポンドのポジションをお持ちの方は、念のために注意してください
* ロンドン時間 午前9時15分 (日本時間 17:15)英中銀金融政策理事会( MPC)9名の理事の中では、一番 「新米(今年9月4日就任」であるディビット・ラムズデン卿/副総裁の就任に関する議会証言が、財務省特別委員会で行われます。
この議会証言は、新しくMPCのメンバーとなった人は、必ず通る道で、
この証言内容を参考にして、マーケットでは「ハト派 或いは タカ派」の判断をするため、非常に重要なものとなります。
現在のところ、市場予想としては、ラムズデン副総裁は 「ハト派」という印象を抱いています。
ラムズデン卿は、MPCメンバーとしては新米ですが、財務省勤務時代に、2008年だか2009年くらいから財務省の監視役?として、MPCに出席していた経験があります。つまり、現在のMPCメンバーの他の誰よりも長い期間、MPCに出席していたことになります。
* ロンドン時間 午前9時30分 (同 17:30)9月分・消費者物価指数 (CPI)が発表されます。
8月 2.9% → 9月予想 3%
英国中銀のインフレ目標値は、2%を中間として、±1% (1〜3%) の幅を持たせておりますので、その幅を超えてしまうと、総裁が財務相に対して、理由を説明した書簡を手渡すことになっています。
8月公開の四半期インフレ・レポートで英中銀は、「10月分のインフレ率は(今年のピーク、3%となるだろう」という予想をしていますが、すでに本日発表の数字で3%台突入の可能性が出てきています
* ロンドン時間 午前10時15分 (日本時間 18:15)英中銀金融政策理事会( MPC)9名の理事の中では、2番目に新しい理事であるテンレイロ外部理事。
就任してすでに3ヶ月経っておりますが、Brexitに絡む政府のゴタゴタもあり、今まで議会証言をせずに、MPCに参加していたという異例の事態。
彼女も、事前予想では、「ハト派」と見られています。
9:15 10:15 それぞれの議会証言には、カーニー総裁も同席します。途中でCPIも発表されますので、ポンドはかなりボラティリティーが上がることが予想されます



やはり一番動くのは、CPI発表時でしょうが、議会証言で新理事たちから予想外の発言が出たり、「移り気なボーイフレンド」のカーニー総裁の発言が すっとこどっこいした場合は、動くでしょう。
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