今朝は早起きして、総合病院に行ってきました。ずっと悩んでいた身体の問題がありましたが、なんと 問題なし

とわかり、念のために投薬をして、2ヶ月後に再診することで大丈夫となりました。
私は物事に動じないのですが、健康に関してだけ、世界一 小心者です

なので、この3日間 ほとんど眠れず、車の運転をするのもシンドイ状態でした。でも、今日からは 「元気な美子さん」 が復活します

このあと、22時から始まる
ストック・ボイス 【World Marketz】 に電話出演します。昨日のドラギさん、そしてBrexitについてお話しさせていただきますので、お時間があれば是非ご参加ください
* かなり険悪なEU/英関係病院に行く時に聴いてたラジオ、そして帰りに聴いてたラジオ、どちらでも本日のメインニュースは、
「EUが英国をバカにしてる。とんでもないことだ!」 というイギリス人の怒りの報道でした。
急にどうしたんだろう? と思い、待合室で調べてみたら、3つの理由がみつかりました。
1) バルニエ欧州委員会主席Brexit交渉担当責任者(フランス人)昨日 どこかのインタビューで
「英国側のBrexit交渉に対する理解の無さには、恐れ入った。EUと英国との溝は深まるばかりで、非常にストレスになっている。」と語り、英国が「慰謝料」支払いをせずに交渉を進めようとしていることに対し、「英国人の無知には呆れる」的なことを言った/言わないという議論
2) ユンケル欧州委員会委員長の発言 (ルクセンブルグ人)この方は失言王ですので、あまり驚きませんが・・・・
昨日公表された「7月に行われたEUと英国との交渉に関する議事要旨」の中で、ユンケルさんは、
「英国のディビスBrexit担当大臣の理解力の欠如が甚だしく、彼のことをどこまで信用していいのか、わからない。交渉中でも、彼は心ここにあらず・・・という姿勢を見せるときがある。」
3) 欧州議会のタヤーニ議長 (イタリア人)シュルツ前議長の後任として、今年1月から新議長となった方で、今までのこの方の言動を見る限り、非常に公平な人である という印象を受けました。以前 ユンケル委員長が欧州議会で失言/暴言を吐いたときに、「この議会から出て行ってくれ」という感じの発言をしたことを覚えています。
で、タヤーニ議長は、
「10月末までに、交渉第一弾が終了する可能性はかなり低い。それを考えると、(慰謝料問題が解決してから行なわれる)貿易交渉が予定通りスタートするとは考えにくい」 と発言しています。
* 英国人、怒ってます英国人というのは、面白い民族(?)で、普段は仲良しではなくても、共通の敵が出現すると、急速に結束力が高まります。
今回の問題も、まさにこれでした。
普段、ディビスBrexit担当相のことなんか好きでもないような議員までもが、いかにディビスさんは優れた政治家で・・・・ というようなコメントが出ています。
国民も然りで、ディビスさんは、このような屈辱的なことを言われるような人物ではない。そもそも、EU側が示した慰謝料額だって、ファンタジーの世界の出来事のようであり、現実に戻って交渉を進めるべきなのは、EU側ではないか?
こんな感じです。
これ以外にも問題があるのですが、それはまた次に・・・
完全に子供のけんかみたいな状態になっており、ますます 「2年間の交渉期間」中に交渉が終了するのは、難しいかもしれません。
FXプライム by GMO さんで、はじめてWebセミナーをやらせていただくことになりました。
秋からの相場は、伝統的にボラティリティーが高まる傾向があります。私が住む英国では、年に一度の党大会シーズンでもあります。この動きに乗るためにも、このセミナーでは英欧の経済・政治・金融政策をお話し、ここからの政策手段予想などを交えてお話しできたらなぁ~ と思っています。
どなたでも参加できますので、皆様のご参加をお待ち申し上げております
9月13日(水) 20時~21:30