待ちに待った
ECB理事会(7月20日分) の議事要旨 が発表されました。
この発表を受けて、ユーロは下落中となっており、このままでいけば久々に週足が大陰線になるかもしれません。
昨日からのユーロを取り巻く環境の変化については、明日の
セントラル短資FXさんのコラム記事
で詳しく書くことにします。
* 7月20日 ECB議事要旨この過去記事で、7/20 ECB会合について、私の感想を書きました。そして、先ほど議事要旨が発表されましたが、主な内容は以下の通りです。
・最近のユーロ上昇は、世界景気に対し、ユーロ圏経済を取り巻くファンダメンタルズが、特に改善されていることが挙げられる。しかし、このまま行けば、ユーロの水準は大きくオーバーシュートする懸念が出てきた・最近ユーロ圏経済は改善し、将来のインフレ見通しも明るくなってきた。しかし、金融市場は、(これらの改善を考慮したとしても)やや引き締まり気味となるリスクがある。
・不必要な金融引き締めが生じないよう、ECB理事会は金融政策に柔軟性を持たせ、(引き締めすぎる場合は) 政策手段に幅を持たせる必要が出てくる。柔軟性については、緩和/引き締め両方向への対処の準備が必要。
・インフレ傾向に関しては、ジワジワと上向きとなってきたサインは見える。しかし、そのサインが継続的なものと確信できる証拠が欲しい。その確信が得られるまでは、緩和的政策の継続が好ましいとも言える
・国債をはじめとする資産購入プログラム(QE)は、ECB理事会が物価安定の維持を継続するためにも、中心的となる政策である
予想以上にハト派的内容であり、同時に 既に将来のユーロ高に対する懸念を表明しているのには、若干驚きを隠せません
というのは、5月には、メルケル首相が「ユーロは安すぎる」と懸念を表明していました。 たった3ヶ月で、ここまで姿勢が変わるのも、どうなんだろうか・・・ いずれにしても、明日の
セントラル短資FXさんのコラム記事
で詳しく書くことにしますので、楽しみにしてくださいね

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