ボリスに続き、この週末の英国で一番話題となったのが、労働党の豹変でした。
* いきなりの「ソフトBrexit」支持 ソフトとかハードという分け方、あんまり好きじゃないんですが、それが一番読み手の皆さんに分かりやすいので、この単語を使わせていただきます。
これについては、
9月13日の【FXプライムbyGMO】さんの はじめてのオンライン・セミナー で、じっくりお話しさせていただけたら・・・と思います。
とりあえず、本日は今までの労働党のBrexitに対するスタンスについてのみ、説明させていただきますね!
* 労働党は、基本的に反EU思想。だが、昨年の国民投票では「残留」支持 
ざっくりした話しですので、個々の労働党の党員に聞けば、違う意見も出てくるとは思います。しかし、一般論として、労働党は反EUの考え方が根強く残っています。
しかし、昨年6月の国民投票では、保守党が「離脱」に偏っていたためか、
労働党の方針として 「残留」を発表しました。
どうして、労働党が基本的に反EUかと申しますと、彼らの最優先事項が、英国人の労働者保護だからです。そのため、EUからの移民が英国人の職業を奪い取ることには、反対姿勢を示しています。
しかし、1997年から首相になったブレアー氏以降、労働党は中道よりの左派となり、「ニュー労働党」という名前で呼ばれるようになり、労働党のイメージが徐々に変化してきていたのです。
そこにきて、現在の労働党の党首であるコービンさんが登場しました。彼は、社会主義志向の強い方で、ブレアーさんとは一線を画しています。
ここからがややこしくなるのですが、
労働党としては「残留」を打ち出していましたが、コービン党首の本音は、英国のEU離脱を支持していたのです。
Brexitが決まってからというもの、労働党も自分達の理想の「Brexit観」を披露してきましたが、ここにきて180度 意見を変えたのです。
この続きは、
9月13日の【FXプライムbyGMO】さんのオンライン・セミナー で、お話しさせてくださいね
