このブログでも何度も書いておりますが、ギリシャは自国で国債発行をして財政運営が出来ないため、他のユーロ圏加盟国やECB、IMFから金融支援を受けながら財政を切り盛りしています。
しかし、本日 なんと3年ぶりに、国債の入札を実施すると発表しました
* 5年国債の発行明日 7月25日に入札を実施するようです。
新規国債に加え、2014年に発行された5年物国債(利回り: 4.75% 入札額: 40億ユーロ 満期: 2019年4月)の買い替えも同時に行なう模様。
主幹事は全部で6行
・米シティバンク
・米ゴールドマンサックス
・米バンクオブアメリカ・メリルリンチ
・独ドイツ銀行
・英HSBC銀行
・仏BNPパリバ銀行
ギリシャ政府としては、今回の新規5年債の利回りを、4.2%あたりに抑えたいようですが、マーケットの予想としては、良くて 4.3%、悪いと 4.5%あたりに落ち着くのではないか?と見ているようです。
* 欧州の不安がどんどん払拭されていく 
自分達で自分の国の財政運営が出来ないという不安定な状況が続いていたギリシャ。今でも完全に不安が払拭された訳ではないでしょう。
しかし、
今年最大のリスクと言われていたフランス大統領選も終り、政治的リスクが大きく後退したことに加え、金融政策の方面ではテーパリング観測が出てくるほど、景気見通しも回復したということになります。
そのため、もしかしたら、ギリシャだけでなく、ユーロ圏全体にとって、2017年は【正常化元年】となるのかもしれません。
まぁ、9月以降 全員参加のマーケットになった時に、株が崩れる

とか、あらたな XXXX危機

のような出来事が起きなければ・・・という前提付きですが


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