この過去記事でも詳しく書いた のですが、
* ハモンド財務相 vs デービスBrexit担当相上田ハーローさん
で毎週月曜日にお届けしている動画
【視るブログ】 では詳しくお話しさせていただきましたが、メイ首相が首相でいられる時間が限られてきた可能性もあり、保守党内部がややぎくしゃく気味のようです。
* デービスBrexit担当相のBrexit像「ハートBrexit」案となっており、 ① シングル・マーケット(EU単一市場) ② カスタム・ユニオン(関税同盟) 両方から、2019年3月末までに離脱

EUとの貿易協定は、2019年3月末までの交渉期間中に取り付ける

加盟国との個別交渉は、2019年3月末に交渉が終了したら、ただちに交渉をスタートする

移行期間は3年間とし、次期総選挙(2022年6月予定)までには、全てが終了していなければいけない
* ハモンド財務相のBrexit像Brexitの交渉期間のうちに、ほとんどの内容を決定し、「白紙状態」での離脱は避けるべき

国境問題は最小限にとめておき、サービスや物の流通をスムーズにしたい

特に貿易に関しては、現状通りとし、不確実性を最小限にしたい

将来のビジネスの決断も躊躇なく下せるよう、労働市場における混乱は最小限へ
ハモンドさんの話しの行間を読めば、少なくとも関税同盟には、このまま残りたいという希望を口にしています。
つまり、メイ首相の影響力が衰えている今、政府保守党の財務相とBrexit担当相が、真っ向から対決しているということになり、今朝の朝刊各紙一面も、この話題でいっぱいでした。
6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 


