ブログの更新もロンドンFXチャンネルも、ちょっと遅くなってしまい、申し訳ありません

来月末/7月はじめに販売される2冊目の本の校正が始まり、それに時間を費やしているところです。もうしばらくご辛抱いただけると助かります。
*ギリシャ金融支援、合意ならずなんかねぇ・・・ もう聞き飽きた感 めっちゃ高いのですが・・・
ギリシャ向け金融支援に向けた協議のため、昨日 ユーロ圏財務相会合が開催されました。マーケットは、昨日の会合で合意できる!と思っていただけに、梯子を外された格好となっています。
これを受け、ギリシャ株式指数は1%ちかい下落、国債も売られています。
まぁ、国債が売られていると言っても、10年物利回りは、昨日の5.6%から、現在 5.78%に上昇しただけであり、
【悪魔の7%】ラインは越えていません
*どうして合意できなかったのか?容易に想像できると思いますが、
IMF(国際通貨基金) と ユーロ圏 との間で、意見の相違があり、その溝が埋まらなかったためです。
何に対する 「意見の相違」 かと言えば、① 債務削減の実施時期 ②プライマリーバランス(基礎的財政収支)維持の見通し。
ユーロ圏ギリシャは、2018年にプライマリーバランス対GDP比 3.5%の黒字 を達成できる。
2018年中にプログラムが終了しても、その後5年間に渡り、この黒字幅を維持できる。
ドイツやオランダは、債務削減交渉は、2018年プログラム終了後から開始が望ましいという考え
フランスは、債務削減交渉は、今すぐでも構わないという考え
ドイツは、IMFが融資団に参加しなければ、ドイツは追加融資をしない姿勢を維持
国際通貨基金(IMF)ギリシャのように失業率 (23%)が高い国は、プライマリーバランスの黒字を5年間も維持できない
債務削減は今するにでも必要
とりあえず、6月15日にあらためてユーロ圏財務相会合を開催し、そこで協議を継続することになりました。
どうして、ここまで金融支援を焦っているかと言えば、ギリシャは7月に70億ユーロ規模の国債償還/利払いが待っており、この金融支援を受け取らなければ、デフォルトする危険性

があるからです。
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