昨夜のマーケットは凄かったです。久しぶりに、ああいう相場を見ました。
「Sell in May and go away, and come on back on St. Leger's Day」 という有名な相場の格言がありますが、もしかしたら今年は 「Sell in May」 と見せかけて、逆に上に抜けちゃうんじゃないのか? などと思っておりましたが、昨日の動きを見ると、結構ヤバそうと思いました。
*トランプ大統領を巡るゴタゴタ私が住む英国では、6月8日に実施される前倒し総選挙に関する報道で溢れておりますが、さすがに本日のBBCニュースでは、何度も 「トランプ」 という単語を耳にしました。
トランプさんに何が起きたのか? どうして、急激にこのようなことになったのか?簡単に復習してみました。
・トランプ大統領が、コミーFBI長官を更迭
コミーさんは、昨年のアメリカ大統領選挙キャンペーン中に、ロシアによる干渉があり、その際にトランプ陣営と接触していた疑惑について調査中でした
・少なくとも、トランプ陣営は18回、ロシアと接触?
フリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当) をはじめとするトランプ陣営は、少なくとも18回、電話や電子メールでロシア政府関係者やロシア大統領府に関係がある人物と接触してい模様
・トランプ大統領は、コミーFBI長官にこの調査を中止するよう要請していた
この点に関しては詳細は不明。
・コミーFBI長官を更迭した日の午後(5月10日)、トランプ大統領は、ロシアのラブロフ外務相とキスリャク駐米大使と会談
この会談で、過激派組織ISISの機密情報を共有した疑いが出てきた
*トランプ・ラリーの終焉と、巻き返し43年前、当時のニクソン大統領が弾劾され辞任に追い込まれた 「ウォーターゲート事件」を想起されるトランプ米政権によるロシア関与疑惑「ロシアゲート」

トランプ氏が昨年11月8日の大統領選で勝利を収めた直後から続いていた 「トランプ・ラリー」は、同大統領が公約した税制改革やインフラ投資に対する期待感を受けたものでした。
しかし、ロシアゲート疑惑

の影響で、ラリーは終り、マーケットはその巻き返し (ドルや株の下落、国債の買いなど) に必死です。

(2回クリックすると、大きく拡大します)

これらは、昨日終値ベースでの ドル・株式指数・国債利回りのチャートです。
ドルだけが、昨年の大統領選当日のレベルを下回っておりますが、それ以外はまだまだ距離があります。
果たして、本格的な Sell in May相場となるのか

マクロン仏大統領誕生でマーケットが脇を甘くした瞬間

に起きたロシアゲート疑惑

、 これからいろいろ知りたくないことが、明るみに出てくることになるのかな・・・

ちなみに、トランプ大統領は当初の計画通り、この週末からサウジアラビアやイスラエル訪問、するのでしょうかね
最大2万円のキャッシュバック 
キャンペーン期間中、新規に口座を開設し、「FXダイレクトプラス」で取引をされ、
条件を満たされたお客さまに最大20,000円をキャッシュバックします。
詳しくは、
こちら をご覧ください
