本日行われている英地方選挙、欧州議会選挙のスケジュールです
投票時間 本日朝7時~夜10時
投票結果発表は 一番早い地方自治体は 今夜未明、大多数の自治体は 金曜日昼頃、欧州議会選挙の結果は 日曜日夜9時
地方選挙の見所
1) 議席獲得予想として 1位:保守党 2位:自民党 3位:労働党 となっています。果たして 与党労働党が 予想通り 第三位に落ち込んでしまうのか?
2)昔 炭鉱で賑わったStaffordshire,Derbyshire,Nottinghamshireの各州は 伝統的に労働党支持率が 飛びぬけて高い地域です。これらの地域が 労働党離れを明確に示すか?
最終的に 地方選挙の見所1)2)通りになったとしても イギリスに住んでいる私達には 意外性は 全くありません。悪い言い方をすれば 誰もブラウン率いる労働党が奮闘出来るなんて 思っていませんので それを理由にポンドを売る事は (ここに住んでいる人達は)やらないでしょうね。
本日 ひとつ 気になるニュースを聞いたのですが、労働党内で 匿名の怪イーメイルが回覧されているようです。その内容というのは 「ブラウン首相、貴方が党首(=首相)である限り 労働党は 来年までに予定されている総選挙に勝てる見込みは ありません。もし 労働党の事を 第一に考えているのであれば 速やかな辞任をお願いします」 というもののようです。
このメイルは 昨日 私がここで書いた造反議員署名書類とは 全く 別件。さすが ここまで来たら どんなにブラウン首相に忠誠を誓っている議員達も 「ブラウン氏が党首である限り 総選挙には勝てない。下手をすると (労働党員であるから)自分自身の議席すら 危うくなる危険性がある」 と 考えを変えるきっかけに なるかもしれません。
もし ブラウン首相が観念し 抜き打ち的に辞任発表したら 一旦は <辞任発表時期の意外性>で ポンド売りになるかと思いますが 一段落すれば 材料出尽くしで 上昇。しかし その上昇も短時間で終わり その後は 英国政治を材料にしたポンド取引は なくなり、再度 他通貨の動きに右往左往させられるポンドになるのでは ないかな?と思います。
明日金曜日は ブラウン首相による内閣改造が実施される模様。ダーリング財務相続投はなく 現在空席になっている内務大臣に降格(?)される予定。しかし ダーリング氏は 財務相以外のポストに付く気持ちは一切ないみたいですね。新しい財務相は (このブログにも先日書きましたが)ボールズ児童/家庭大臣。42歳のやり手のようですが その分 敵も多そう。この人は ブラウン首相が 財務相時代に (ブラウン氏の)経済アドヴァイサーをやっていた人
この記事がお役に立ちましたら 欲張り3段攻めポチッ御願いします!
最初は
人気blogランキングへ 次が
最後が
こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!
2013年度に政府債務残高はGDPの79%に膨らむという予算を組んだ労働党政権とか評され、風当たりがずいぶんきつく、「ブラウン降ろし」の動きが公然化しているようですね。ブラウン首相は内閣改造で反乱を封じ込めようというのでしょうが党首交代ということになりそうですね。こちらでは、ジョンソン保健相が最有力後継候補とか流れています。