ギリシャ債務問題の再燃リスク について、先週からマーケットでは話題になっており、今週もまたその話題が月曜日から出てきました。
*ギリシャの内務相発言本日のギリシャ日刊紙でSkourletis内務相がインタビューを受けていて、
「ギリシャでh、(追加緊縮策の導入など) これ以上の人道的負担は限界になってきている。そして、数年後にはEUというものが、現在と同じ形で残っているかわからないことも考慮すると、追加の緊縮財政策には、署名する気はない。今後 EUやECBとの合意内容が、景気悪化やリセッションのリスクを伴う内容であれば、合意は、しない。繰り返すが、EUが現在の形で数年後も継続するという保証は、どこにもない。」
最近 ほんと この
【数年後、EUは現在の形で残っているか?】これについて、いろいろな発言が増えてきました。2009年から始まったGrexitの頃は、こういう話し 聞こえてこなかったんですけどね・・・ EU統合の話しばかりで・・・
やはり英国がBrexitで出て行く・・・ ということが、実際に起きたので、認識が変わってきたのかもしれません。
*ギリシャ中銀総裁の発言総裁は、最近グングン上昇するギリシャ国債利回りについて、頭を悩ませているようです

「ギリシャ金融支援内容の合意は、早急に行われなければならない。このまま行くと、先行き不透明感で、ギリシャ経済は脱線しないとも限らない。我々に残された時間は短い。そのため、EU側そしてギリシャ政府には、共に協力し合意を取り付けて欲しい。現在、ギリシャ経済は順調に推移しているが、合意が遅れた場合は、急速に悪化することもある。」
*シュルツ独SPD党主元欧州議会の議長だったシュルツさん。今年の9月24日の独総選挙では、SPD党の代表として、メルケルさんと首相の座を争うお方です。
この方が、「Grexit(ギリシャのEU離脱)リスクについて、最近話しが出てきているが、Grexitは、ヨーロッパをばらばらにしてしまう。アメリカのトランプ大統領やフランスの国民戦線:ルペン党首は、Grexitに賛成なのかもしれないが、ヨーロッパ全体、そして少なくともドイツは、Grexitには反対である。」
と自身の見解を披露しました。

しかし、この「ドイツは反対」という部分がね・・・

同じドイツのショイブレ財務相は、「ギリシャが、金融支援条件を順守できないのであれば、ユーロ圏から出てドラクマに戻るべきだ。」と、公然とGrexitを認める発言をしているからです。
ちょっとフランス大統領選が終わるまで、このセンチメント 続くかもしれません
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