本日 13日(日曜日)に、EU緊急外務相会合が開催されているそうです。英国では、この話題がかなり高いのですが、その理由は、「ボリス・ジョンソン外務相は、本日の会合に欠席する」と発表したからです。ただし、これには理由があります。
*トランプ大統領誕生で慌てたEU各国来年は「欧州選挙年」
できれば、Brexit も、トランプ大統領誕生も 「なかったこと」

にしたい欧州各国。
そこで、明日(月曜日)に通常のEU外務相会合が予定されている中、本日は拡大版として「緊急会合」となった模様です。そして、そこで話し合われるのが、「トランプ大統領と欧州との関係をどう築くべきか?」ということだそうです。
何度も申し上げますが、来年はオランダ総選挙(3月15日)、フランス大統領選挙(4月末と5月1週予定)、ドイツ総選挙(秋)と続きます。Brexitとトランプ大統領誕生により、ポピュリズムが台頭してきており、来年に選挙を控えたEU各国が慌てだしたのかもしれません。
*メイ首相、貴女は甘すぎますよ!トランプさんが当選したことを受け、メイ政権の間では、Brexit後の米英貿易関係が、オバマ政権よりもトランプ政権のほうがスムーズに運ぶと、歓迎(?)している風があります。それに対し、ドイツの政界では「メイ政権の考えの甘さ」をあざ笑うコメントが出てきています。
どうして、英政権がトランプ政権のほうが貿易交渉がスムーズに運ぶと考えたかについてですが、オバマ大統領は「英国との貿易交渉は優先しない。英国は列の一番後ろに並んでもらう。」と発言しました。しかし、トランプ大統領は、英国独立党(UKIP)のファラージュ元党首と仲良しで、メイ首相もファラージュさんをトランプさんとメイさんとの橋渡し役に選んでいます。そして、そのファラージュさんはトランプさんが当選した2日後に、アメリカに会いに行っています。
*ボリスは緊急会合に欠席ということで、話しを元に戻すと、ボリスが本日の会合に欠席した理由は、明日 月曜日に外務相会合があるので、わざわざ1日早く行ってトランプ大統領について話し合う意味がないということでした。
逆に言えば、欧州各国はかなりここからのアメリカの動きにナーバスになっているということですね
ロシアと国境を隔てている国が多数、EUに加盟しています。このタイミングで、軍事で頼りにしていた英国がしばらくすればEUから抜けます。そこに、選挙が続きます。仕方ないのかな?来年は欧州からも目が離せません。この辺りのことを、
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