連日の飲み会で、ややへたばり気味の私です。
なるべく飲まないように・・・ と心に誓うのですが、気のおけない楽しい信頼している仲間にあうと、ついついお酒の量が増えてしまいます
*メイ首相、ハモンド英財務相を損切り?このパワポは、明日お邪魔する「ラジオ日経 北野誠のFXやったるで!」で使用する資料の一枚です。

メイ政権は、EU単一市場(シングルマーケット)に残らない「ハードBrexit」案を支持しています。そして、Brexit案の詳細を決定しているのは、与党保守党の中でも、メイ首相に近い数名の閣僚だと言われていました。
しかし最近特に「ハモンド財務相」は、メイ首相に近い数名の閣僚から、最近距離をおき始めました。 というより、正確に言えば、メイ首相がハモンド財務相を「損切り」したという噂があり、それに腹を立てた同財務相が11月23日に予定されている「秋季財政報告」を前に辞任するのではないか?という報道が出てきました。
*ハモンド財務相が距離をおき始めた訳ハモンドさんは、保守党の中でも、特にメイ首相と仲がよいことで知られていました。
しかし、ハモンドさんは最近、自身のシングルマーケットに対する考えを公表し、
① 金融街:シティを守りたい気持ちが強い
② 移民制限よりも、貿易をスムーズに行うことを重視している
最近、特に②を支持する考えを公言したため、
メイ首相が毎朝午前8時30分から官邸で行っている「朝のミーティング」に、ハモンド財務相を呼ばなくなったそうです。
この報道に関して、昨夜メイ首相は、「私はハモンド財務相を全面的に信頼している」 とコメントしています。
*ソフトBrexit を支持する超党派グループ英国議会(下院)には、650人の議員がいます。このうち、490人は、国民投票で「EU残留」に票を入れました。これだけ多くの議員が残留を希望しておりますが、国民投票の結果を尊重し、Brexit自体は認めました。しかし、ハードBrexitは認めないという雰囲気が高まっています。
そこで、前副首相である自民党のクレッグ議員と、前労働党の党首:ミリバンド議員が旗振り役となり、保守党の「EU残留支持議員」を含む超党派グループを結成しました。
それと並行し、保守党の「EU残留/ソフトBrexit支持議員」たちは、メイ首相の独走に強い反感を示しており、シングルマーケットに対して英国は完全にアクセスを拒否するのか(ハードBrexit)? それとも、一部のアクセスを残すのか(ソフトBrexit)? に関する議会の採決をメイ首相に要求し、それを首相が拒めば、党からの離脱も含めた大きなアクションを起こすことも考えているようです。
もし16人以上の保守党議員が離脱することになれば、保守党の過半数は割れます。
最悪の場合、EU基本条約50条の行使をする前に、解散総選挙という話しにならないとも限りません

メイ首相は、Brexit案については、議会の意見を全て聞いている時間はないので、閣僚で決定するという姿勢を示していますが、それが完全に裏目に出たようです。
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