最近のヨーロッパは、欧州中銀(ECB)が国債購入をしているので、ユーロ加盟国の国債利回りが高騰する場面がありません。そのため、ギリシャやスペイン、イタリアなどの南欧州各国の話題が出てきにくくなっています。
しかし、夏休み明けのスペインでは、早くも 「3度目の総選挙」



の話しが出てきました。
*そもそも、1度目と2度目の総選挙っていつだったっけ?この質問、私も1度目の選挙はすぐ言えましたが、2度目はしばらく考えてしまいました 笑
まず、最初の総選挙は、2015年12月20日でした。 (
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そして、2度目の出直し総選挙は、英国の国民投票の3日後、
6月26日 だったのです。
*首相選出に失敗8月31日、スペイン議会では、暫定首相を続けているラホイさんを正式な首相として選出するための信任投票を実施しました。
スペイン議会は、全350議席ですので、過半数 176以上の「賛成」が必要です。
信任投票結果は、
ラホイ氏が首相になることに賛成 170票
ラホイ氏が首相になることに反対 180票

ということで、僅差でラホイさんは正式な首相にはなれませんでした。
*次の動き1回目の信任投票で絶対過半数に届かなかったことを受け、48時間以内 (9月2日 金曜日) に、もう一度同じ候補者に対しての投票が実施されます。この時は、絶対過半数ではなく、単純過半数(投票総数の過半数)が必要となります。
おおかたの見方では、かなり微妙~な感じらしいです。
*2回目もダメだった場合まずは、スペインの王様が、他の政党と相談し、他の候補者がいないか協議します。
タイムスケジュール的には、新しい首相候補が出てくれば、信任投票が繰り返されます。最終的には、この投票を2ヶ月繰り返しても単純過半数に届かない場合、国王は議会を解散し、再選挙が実施されます
つまり、
8月31日の2ヵ月後
10月31日
この日までに新首相が誕生しなければ、3度目の総選挙になる運びです。これを受け、スペインの国債利回りは、ECBが購入しているにもかかわらず、若干 上昇 (=国債価格下落)しています。
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