本日はFOMCからの発表があります。
いろいろなコメントを読んでいて、もしかしたら誤解されていらっしゃる方もおられるようですが、本日は3ヶ月に一度のマクロ経済予測はありません。ですので、ドットチャートの発表もございません。当然ですが、イエレン議長の記者会見もありません。
本日発表されるのは、①政策金利 ②声明文 となります。
*大手行の予想本日のFOMCに関する大手行の予想です。
1)英バークレイズ銀行・政策金利 据え置き
・次の利上げ時期に関するヒントも、ほとんどない
・声明文では ①経済は改善基調が継続 ②労働市場も元気 ③今後の経済指標を見守る
・8月26日(予定)に開催されるジャクソンホール経済シンポジウムに、今年はイエレン議長が出席し、そこでのスピーチが重要。金融政策の変更/据え置きに関する発言に注意。
2)米BOAメリルリンチ・声明文では、米国の景気は良好
・今後の経済指標を注視する
・9月の利上げについては、特に言及ないが、否定もしない
・当行は、次期利上げは12月と予想
3)独ドイツ銀行・政策金利 据え置き
・声明文では、労働市場の改善ペースが若干緩やかになったが、特に問題なく、失業率の下落基調に変化なし と言及
・声明文は全体的にアップビート
・9月利上げの可能性については、特に言及なし
4)米シティーバンク・FOMCに向けて、ドルはビッド(買い)傾向になると予想
5)仏BNPパリバ銀行・政策金利 据え置き
・声明文は前回6月の内容よりアップビートになると予想
・インフレに関する言及は、あまり期待していない。しかし、ミシガン大・消費者信頼感指数での「長期インフレ見通し」が、6月のFOMCの時よりも改善されてきているため、前向きな表現に変わる可能性もあり
・(6月との違いは)声明文の冒頭に来る「米経済の現状」に関する言及の部分となるだろう



具体的には、
「growth in economic activity appears to be picking up 経済活動は改善してきている兆候が見える」 という文言が、「 it has picked up. 経済活動は改善してきた」に変更されると予想
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