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態度をほんの少し軟化させてきたフランス・オランド大統領

う~ん なんだかフランスの態度が、少しだけですが柔らかくなってきた感じがします。

私は今月中旬に、ヨーロッパを旅行している日本のFX個人投資家さんと合流するために、フランスのパリに行ってきました。その時は、往復ともにユーロ・スター(高速電車)を使いました。

行きのロンドン側のパスポートコントロールは非常にスムーズに行き、最初に英国の移民局が、次にフランスの移民局がそれぞれパスポートをチェックします。この「フランス側のパスポート・チェック」が終わった時点で、実質的に そこにいる人は 「フランス領」に入ったと見なされるそうです。

しかし、パリからのロンドンに帰ってくる時は、全く話しが違いました 

私は夕方18:30くらいのユーロ・スターに乗る予定で、念のため早めに17:30にパリ北駅に到着すると、17時台の2本のユーロ・スターが遅延/キャンセルとなっていたのです。そもそも駅の作り方にも問題があると思うのですが (ここでは詳しく書きません) パスポート・コントロールのための行列が延々と続き、ホームへの入場制限をしていました。

どうしてフランス側に、これだけ問題が生じるのか?理由は簡単でした。

「EU以外のパスポート」をチェックする移民局の人が、たった一人しかいなかったからです  

私の周りに並んでいた「EU以外の」人たちの国籍を見ると、アメリカ人、メキシコ人、ブラジル人、シンガポール人、中国人、日本人、イスラエル人と、とにかくありとあらゆる国からパリに観光にきていました。

ユーロ・スターは、電車の種類にもよりますが、平均 560人から750人の乗客を運びます。行きも帰りも空席ゼロでした。そのうち、3~4割くらいはEU以外だったと思います。そうなると、1台のユーロ・スターで 170~300人くらいの「EU以外のパスポート」の乗客が乗車することになります。私が乗る電車の2本前の電車も全てキャンセルか遅延となっており、それに乗る人も未だにパスポート・チェックに並んでいました。これを、たった一人の移民局のおじさんがやるんだから、それは大変ですね。

2時間ほど並んで、やっとフランスの移民局を出ると、次はイギリスの移民局です。そこはパスポートの種類関係なく、4名のおじさん達がせっせとやってくれていて、スムーズに行きました。

どうして、これだけ詳しくパスポート・コントロールについて書いたかと言うと、フランス政府は英国民投票が実施される前に、「フランス側でのイギリスのパスポート・コントロールは、絶対にやらせない! (そうなると、訳アリの移民がフランスから英国に違法入国しやすくなるぞ! という脅し  )」 と発表しました。

しかし、先週メイ新首相とオランド大統領が会談した際に、(Brexit後の交渉にもよるが) Brexit後も両国でのダブルの入国審査は、今後も継続的に行う予定だ… と決定したそうです。

フランスという国は、週の労働時間が35時間だったかな? そして、日曜日はほとんどのお店が閉まります。私は土・日・月曜日に行きましたが、まぁまぁ 日曜日の店の開いてないことったら…

私が1988年にはじめて渡英した当時のイギリスも、同じでした。日曜日はぜ~んぶの店が閉まってました。宗教上の理由でしたが、だんだんと共働きが当たり前になると、「働く人の目線」で営業時間が延び、土日も営業するようになりました。

それでも、現在も英国の日曜日の営業時間は、「6時間以内」と法律で決められています。



*フランスの態度の変化
Brexitが決定した直後、欧州大陸各国の対応はかなり違いました。

ドイツは割と理解を示してくれたほうで、「これだけのことを決定するのには時間がかかるだろうから、EU基本条約50条(離脱)の行使には時間がかかってもいいよ…」 という感じです。

それに対し、フランスは一環して、「早くしろ!」でした。

その裏には、イギリスに早く出て行かせるよう急かす   英政府は準備期間がとれず、将来の国の運営に対して、大きな問題を抱えて大変困る (EU各国からのイジメにあっている状態)    これを見た他のEU加盟国は、離脱に消極的にならざるを得ない  2017年春に予定されているフランス大統領選挙で、EUからの離脱を選挙公約にするであろう極右政党:国民戦線が苦戦する    ざぁま   というシナリオです。


しかし、あまりに度が過ぎると、

イギリスに出てけ!出てけ!といい続けると、フランスが「コントロール・フリーク」に思われやすい   コントロール・フリークは嫌われる     来年の大統領選で、自身が属する社会党のイメージ・ダウンに繋がってしまう

こう変わってきているようです。



本日、メイ新首相は、北アイルランドを訪問しています。







私はファンダメンタルズを語るだけで、実際にFX取引をしていない と思われていらっしゃる方も多いそうです 

そこで、最近の私の勝ち/負けトレードを実際にご紹介することにしました。

ファンダメンタルズを根拠にした取引、テクニカルを使った取引、通貨の実効レートを参考にタイミングを狙った取引と、いろいろ書いてみました。一緒に勉強しませんか 


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プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

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