昨日は、イエレンさんの議会証言聞いて、溜まっていた原稿書きを始めたけれど、マーケットが動いて全然集中できず… そして、夕食食べてワイン飲んでいたら、東京市場が始まってしまいました。
まぁ、ある程度予想はしていたけど、東京休場を狙って、どんどんドル円が落ちていく…
また寝られない~

ドンドン老ける~

どうにかしてくれ~
*ドル円の下落率ドル円の下落率を見てみると、こんな感じになっていて、いかに今回の下げが厳しいものであるかが、判ります。

(クリックすると拡大します)
一番最悪だったのが、今でもよ~く覚えてますが、LTCMが破綻した時。これが1998年
次が、リーマン・ショック。これが2008年。この時は、
英国の銀行も大変なことになり、当時の財務相は軍用機で帰国したと伝えらえています。*明日の東京市場Twitterでも呟きましたが、たぶん日本が祝日の今日、日銀の為替担当者はオフィスに来ていると思うんです。
ただし、昨日のイエレン議長の議会証言での声明文の中には、3箇所に渡り、ドル高の弊害のようなことに言及されていました。
そう考えると、とても「ドル買い、円売り」という為替介入は出来ないでしょう。
そうなると、残された手段は、レートチェックというやつかもしれません。
これは私自身が現役の時に経験しているのでお話できますが、レートチェックというのにも2つ種類があります。
・単なる意見交換これは毎日やるものなので、レートチェックという呼び方をしては、いけないのかもしれませんね…
まぁ、銀行のホットラインが鳴るので、ディーリング・ルームの中に緊張感が走ることだけは、間違いありません

日銀からの電話が鳴ると、いくら毎日のルーティーンだと判っていても、ディーリングルーム中の全員が私が何をしてくるのか、注意深くみています。ですので、電話を受ける私の役目としては、いますぐ介入をする準備があるのか?それとも、ルーティーンの一部なのかを、日銀と電話をつなぎながら、無声のジェスチャーでルーム全体に伝えなければなりません。
・本当のレートチェック
これは、「いやぁ、今日はお昼ご飯食べすぎちゃって~」 とか 「この週末は久しぶりに美味しいラーメン見つけましてね~」 などという前置きは抜きに、ドル円のプライスを聞かれます。
「ドル円 XX本 お願いします」 と言う感じで聞かれて、私はディーラーにプライスを貰い、 「25-27」 などとプライスを出し、日銀は 「Nothingです」 と答えて終わりです

たぶん最初からプライスをヒットする気はないんでしょうね。でも、「私たちは、ドル円の動向をメッチャ注視してますよ!」 というアナウンスメント効果

を狙っての行動だと思います。当然ですが、ディーリングルーム中に緊張が走る瞬間ですね…
まぁ、ヘッジファンドなどは、こういう動きが出ると、その時の状況に応じて、日銀に立ち向かうように、更に円買いサイドのオプションとか仕込む人もいました。
本格的に為替介入をやるときは、マーケットが厚いマザーマーケット(=東京時間)にやることもあれば、メチャクチャ薄い時間を狙って入ってくるときもあります。その 「一番薄い時間」 が、サンフランシスコが終り、ニュージーランド時間に移る時間帯だそうです。いつだったか、その時をわざわざ狙って介入したことがあるようです。
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