米WSJ紙に載っていた「5つの注意点」をご紹介します。
1)最近の金融市場動向について最近のマーケットのボラティリティーは、非常に高くなっている。そして、実体経済になんらかの問題があるのではないか?と示唆しているようにも見える。
エコノミストの中には、世界規模の景気後退(リセッション)のリスクを挙げている者もいる。果たして、FEDは世界的な経済・金融市場の展開について、どのような意見を持っているのだろうか?イエレン議長が冒頭で読み上げる声明文の中で、世界景気(国外要因)について何らかの不安を抱いているというような発言もなく、何も言及しなければ、質疑応答で議員から質問が来るのは、確実であろう。
2)3月の利上げの可能性は?昨年12月のFOMCで発表された経済予測によると、2016年には4回の利上げの可能性があると書かれていた。しかし今年に入ってからは、「年に4回の利上げ」はさすがに楽観的すぎるという見方で一致しており、金利先物市場では3月15/16日のFOMCでの利上げの可能性はないとしている。
FEDにしてみれば、堅調な労働市場動向と、金融市場の乱高下によるタイトニング。一方、労働関連以外の経済指標はあまり強くないので、その調整に苦労するであろう。3月のFOMCまであと数週間あるが、果たしてイエレン議長は議会証言でどのような見解を示すのか?
3)インフレ見通し原油価格の下落などを織り込むようにして、インフレ見通しが全般的に下がってきている。しかし、エネルギーや食料品価格を除くコア・インフレ率は、それなりにこじっかりしており、ジリジリ上昇している。FEDが政策金利の決定をする上で、絶対に欠かせないインフレ見通しについて、イエレン議長はどのような見解を示すのか?
4)規制など今回の議会証言は金融政策についてであるが、FEDの銀行監督権限や市場規制などについても質問が出るだろう。ストレステストについての質問も出るかもしれない。
5)文頭で読み上げる声明文の内容水曜日の議会証言の焦点は、やはり冒頭で読み上げる声明文の内容と質疑応答でのイエレン議長の答えである。特に、その中でも半期に一度の金融政策報告書の内容にも注意すること!これは、イエレン議長が議会に提出する報告書であるが、現在のFOMC各理事が金融政策に対して抱いている考えを、探ることが出来る。前回2015年7月の報告書では、労働市場のSlack(緩み)や金融システムの安定について、書かれていた。
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