早いもので、日本からロンドンへ帰ってきてから、もう1週間経ちました。今回の一時帰国は、普段よりも長めの「2ヶ月」だったので、イギリスに帰ってきてから一日も早く浦島状態から脱出するために、いろいろなニュースをチェックしました。
そして、久しぶりに車で15分くらいのところにある大型スーパーマーケットに行って買い物をしてきたのです。
*大型スーパー、ガソリン代カット先週の話しですが、英国の大手スーパーマーケットが経営するガソリンスタンドが、ガソリン代の値引き合戦を始め、リッターあたり 99ペンスで売り出しました。

私がいつも行くBP(英国石油)経営のスタンドは、リッターあたり 1.079ポンドでしたので、スーパーのガソリンはメチャクチャ安いです。(でも、うちの近所には、大型スーパー経営のスタンドがないので、その恩恵に授かっていません…)
思い起こせば、サブプライム問題が発覚した2007年からリーマン・ショックの頃までは、英国のガソリン価格は1ポンド台に乗ったと思ったら、また下がるを繰り返していました。そして、1ポンド台に定着したのが、ギリシャ債務危機

が発覚した2009年に入ってからですので、もう7年になります。
これは、英国に住んでいないと肌感覚で感じづらいのですが、ずっと1ポンド台の価格設定に眼が慣れているので、いきなり1ポンドを割って99ペンスという数字を見ると血が騒ぎます

ガソリン代(運輸費)が下がるということは、食品・服飾・靴など、全ての項目でインフレが発生しづらくなりますので、目先のリスクは、デフレとなります。
*安い!野菜がメッチャ安い!運輸代金が安ったおかげもあり、食料品などの価格も下がっているはずだ...という先入観を持ちながら、大型スーパーに一歩足を踏み込んだ瞬間、驚きました!



2ヶ月前と比較して、俄然安いんです

まぁ、全ての商品が安くなっているという訳ではありませんが、東京では 「ロンドンと比較すると値段が高い野菜」 を買っていたからでしょうか、とにかくお野菜が安く感じました。
あと他の大手スーパーとの値引き合戦のおかげで、’今週の目玉商品’ として家族4人分くらいの量が袋に入った野菜 (全部で7種類くらいありました) が、「39ペンス (72円くらい)」 で売っていたのをみて、腰を抜かしました

通常価格ですと、この2~3倍します。
この国に住んで27年になりました。今までは、気がつくとインフレが加速して、どうにもこうにもならないイギリスでした。しかし、ここ最近のイギリスの物価は、なにか変です。
原油安だけで、ここまで値下げが出来るのでしょうか? それとも、大手スーパー間では顧客獲得のための値引き合戦がかなり高まっているので、このような腹切り価格を出すのでしょうか?
でもそうであれば、来期に発表される企業収益は大きく落ち込み、それが株価下落を引き起こすかもしれませんね。
いずれにしても、一昨日スーパーで商品の価格をチェックした感じでは、この状態が続くのであれば容易にインフレ率が上がるような気にはなれませんでした。
そうはいっても、英国と言う国は、毎年電車・バス運賃が1月1日より値上げされます。このようは「他の国とは違う、毎年必ず実施される値上げ」がありますので、その部分で相殺されるのかもしれません。
しかし、それにしても、一昨日のスーパーでの買い物は衝撃でした
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