3日前に日本に帰ってきたのですが、飛行場の待ち時間まで仕事をしないと追いつかなくなって

バタバタしたまま戻ってきました。もうこの年齢になると無理が効かないのは十分に承知しているのですが、せっかく頂いた仕事に穴をあけるわけにはいきません。で、寝る時間を削って仕事を続けた結果、金曜日の夕方に体調がぐっと悪化して、昨日の土曜日は1日中、寝たきりとなりました…
昨年夏から週7日労働を続けていたので、最後に「一日中なにもしない」日がいつだったかも覚えていません

でも、おかげさまで、今日は体調が半分くらい戻ってきました!
*英中銀MPC議事録先週木曜日に、英中銀金融政策理事会(MPC)が開催され、同時に議事録が公開されました。
主な内容は、
・金利据え置きは、前回と同じ8対1での決定
・8月発表のインフレ・レポートよりも、インフレ見通しに対してハト派的
・インフレ見通しのハト派的変化の最大要因は、原油価格下落の継続
・年末くらいまでは、英インフレ率は0%近くでの推移となりそう
・年明けから徐々に回復
・ただし、
2016年春までは、インフレ率は1%以下を予想他の主要中銀も同様の見解を示しているのが、新興国経済の停滞。しかし、英中銀は特に、ロシアとブラジルの名前を挙げて、その懸念を表明しています。ロシアは置いといて、ブラジル経済が英国に及ぼす影響って、そんなにあるのかな?とちょっと不思議な気持ちで議事録を眺めていました。
いずれにしても、米国の利上げ時期後退の影響を受け、英国の利上げ時期も遅れるという予想がマーケットでは優勢となりつつあるようで、今までは2016Q2くらいであった最初の利上げ時期が一気に2016Q4まで遅れるという予想が出てきているのも事実です。
*NIESRのGDP日本ではあまり知られておりませんが、英国の著名なシンクタンク : NIESR (英王立経済社会研究所)は、毎月 当該月の前月から3ヶ月遡った期間のGDP (前期比) を発表しています。今は10月なので、今回の発表は、7~9月 (Q3) の数字となりました。
Q2 +0.7%
Q3 +0.5%
と発表。ちなみに、英中銀はQ3 +0.6%と予想しているので、それよりも低いことになります。
イギリス人はこのNIESRの GDP を必ずチェックしていますが、その理由は彼らのGDP予想と、英統計局の数字との誤差は±0.2%くらいと非常に近いからです。
今年に入ってから、前期比+0.7%という数字が続いていただけに、今回の+0.5%はやや残念ですが、それだけ新興国やお隣り欧州の影響を受けてきているということになるようです。
原油安に対する英国での認識は、インフレを下げてしまう悪い側面だけでなく、「減税効果」という良い側面を指摘する人も多く、果たして減税効果による個人消費向上が、このまま景気拡大を引っ張っていけるのか?それにかかっているのかもしれません。
あと7週間くらいすれば、クリスマス商戦

が始まります。というか、私がロンドンを発つ前から、すでにクリスマス商品が棚に並んでいました。
アメリカの次に利上げすると見られている英国。今後発表される経済指標を丁寧に分析し、最初の利上げ時期を探るつもりでおります。
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