FOMC以外の記事を更新するのが、気が引けるくらい

FOMCで盛り上がっておりますが、私は地味にトルコのネタで参ります
*最新の世論調査結果今年6月の総選挙につづき、11月1日に2度目の総選挙を控えるトルコ。最近の中国の株価下落にあわせ、トルコリラも対ドルでの高値(リラの安値)を更新しています。
今週火曜日に発表された最新の世論調査によると、各党の支持率は
AKP 41.4%
CHP 27.3%
MHP 15.3%
HDP 13% となっています。

この数字を、6月選挙での得票率と比較すると、
AKP 40.87%
CHP 24.95%
MHP 16.29%
HDP 13.12%
となりますので、AKPは若干の増加、CHP党が2.5%の増加となっているのが判りました。
*エルドアン大統領の野望そもそも、AKP党のエルドアン大統領は、
自身の大統領権限を強化する目的 で解散総選挙を決定し、AKP党単独政権樹立を企てました。
そして、6月にはじめて当選を果たしたクルド系のHDP党が気に入らず、わざわざアメリカと一緒にISISへの攻撃に参加を決意し、実際にはISISよりも、クルド系の組織を集中的に空爆しています。しかし、それだけやったのに、クルド系HDP党の支持は落ちていません。

もしこの世論調査通りの投票結果となれば、エルドアン大統領が望むAKP党単独政権の誕生は、無理でしょう

一番避けて欲しいのは、エルドアン大統領がAKP党が単独をとるまで、何度も解散総選挙を繰り返すことです。
既にトルコは「2015年」という一年を大統領のわがままに費やし無駄に過ごしたことになります。これ以上の政治の空白は、リラにとって良い材料にはなりません。
本日、格付け大手: ムーディーズは、米国の利上げが実施されれば、その被害を特に蒙ると思われる国のひとつに、トルコを加えています。
ここからのリラ、非常に注意

が必要に思えてなりません。
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