本日、8月分の英国・消費者物価指数が発表されました。
CPIは、
7月 +0.1%

今回予想 0%

結果 0%
コア 7月 +1.2%

今回予想 +1%

結果 +1% (いずれも前年比)
前月比では、7月から8月にかけて、+0.2%となっています。
*インフレ率への寄与度アメリカの次に利上げすることになっている筈のイギリス… しかし、今年2月にインフレ率が0%に落ち込んでからは、7ヶ月連続+0.1%~0%の間での推移となっており、本当に利上げが必要なのか、議論が高まっています。
これは2008年から現在までの毎月のインフレ率 (チャート上の黒いライン) を表わしたチャートで、ある英系銀行が載せたものをパクッたものですが

各項目の寄与度が色別にされていて、非常にわかりやすいなぁと思いました。

(クリックすると拡大します)
やはり思っていたとおり、水色で色づけされている「交通・運輸」の部分が大きなプラスから、マイナスに転じています。原油安が大きく影響しているのは判っていましたが、こうやって色で表示されると、非常に判りやすいです。
あと、住宅関連費用も、コモディティー価格の下落により、原材料が下がったのでしょう。かなり落ちています。
注: ただし、住宅価格そのものは、元気に上昇中です。
英中銀の9月理事会の議事録の中では、「中国」という単語が、なんと10回も出ていました。
そして、9月に据え置き票を入れた8名の理事達の決断の根拠は、① 中国の人民元引き下げ ② 中国株式市場の大幅安から世界全体に株価急落が拡大したミニ・ブラックマンデーだったという内容にもなっています。
今週のFOMCでの決定

その結果、中国をはじめとする新興国の通貨や株式がどのような反応を示すのか?

少し早いですが、11月の英中銀四半期インフレーション・レポート (11月5日発表) での利上げ時期見通しが、どのように修正されるのか
まだまだ今年の相場は動きそうです!

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