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お疲れの様子、メルケル首相

ギリシャの国民投票結果を受け、メルケル首相はドイツで緊急会議を... そして午後からはフランスに飛んで  オランド大統領と会談します。

これが今朝のメルケル首相ですが、かなりお疲れの様子です

メルケル首相


*ドイツの本音
今回の一連のギリシャ危機を見ていた一人として、2012年のギリシャ債務危機の時と比較して、えらい違うな~と感じたのが、「欧州各国が、ギリシャを必死に引きとめようとしなかった点」でした。見方によっては、ギリシャを挑発して、ギリシャの口から「ユーロから離脱する」というのを待っているのか?と思う場面もあったくらいです。

特にドイツのメルケル首相もショイブレ財務相も、ガブリエル副首相兼経済・エネルギー相も、みながみな、2012年当時と比較すると、発言内容のトーンがかなり強硬になっていたと感じました。

国民投票でNOという結果となり、本日はあちこちのEU加盟各国政府が緊急閣僚会議を開催しましたが、ギリシャに同情的なコメントを出したのは、いつもと同じフランスとイタリアくらい... ドイツは相変わらず、一線を引いた態度での発言  が続いていたと私は思います。


 ところが、つい5分前くらいに、ドイツのガブリエル副首相兼経済・エネルギー相がメルケル首相の意向として、

「 if we let Greece off the hook, we'd need same for Portugal, Spain, Ireland and ESM will not able to cope
もしギリシャを好き勝手にさせたら (Grexitを認めたら という意味も含まれていると思います) スペインやポルトガル、アイルランドが (次の標的となって) 同じ立場に追いやられるだろう。そうなると、とても ESM (欧州安定メカニズム) の手には負えなくなるだろう。」

こういう趣旨の発言が飛び出しました。

2012年8月のドラギ総裁の有名な 「ビリーブ・ミー」発言の翌月のECB理事会で発表されたOMT (国債購入計画) そして今年3月から開始されたECBの 国債購入を含む量的緩和策 の導入で、周縁国への飛び火懸念  はほぼなくなったとばかり思っていた私でした。事実、本日の国債市場でも、利回りは上がりましたが、危機的水準には行っていません。

しかし、ドイツの本音は、どんなにECBが頑張ったところで、世界の投資家が本気で動かしはじめたら、瞬く間に金融市場はパニックに陥り、第2のリーマン・ショックとなると考えているのかもしれません。

そうなると、今後のギリシャ政府と債権団の協議は、合意に終わるということなんでしょうかね?

う~ん...




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[ 2015/07/06 23:54 ] ユーロ危機 | TB(-) | CM(4)
メルケル首相の画像
私もFX関連のブログをやってますが、いつも松崎さんの記事を参考にさせて頂いています。
明日はいよいよロンドンFXの発売日で既に店頭で予約済みです。
ギリシャ情勢も気になりますが、まずは松崎先生の本を読む予定です。

本題ですが、この記事で使われてるメルケル首相の画像を使わせて頂きたいのですが良いでしょうか?
ソース元などがあればURLを教えて頂けると助かります。
[ 2015/07/07 10:45 ] [ 編集 ]
性善説の失敗
性善説として、離脱規定を作成しなかったのがまず間違い。ヨーロッパ人がこのように(仲間に入ったら未来永劫友達だよ)という考えを持ち得たのが不思議である。たとえ、仮にギリシャと合意してもゴネれば何とかなるという国家がまたでてきて再び危機に陥るのが必死。今回の経験を糧に「性悪説」に基づいた離脱規定を設置するのが適切ではないか、と思います。やはり例えばドイツとギリシャの経済規模が違いすぎる国家が単一の通貨を使うのが間違いであり、「ならず者」は今も将来的にもギリシャの真似をしてくるでしょうから、EU側はまず、地政学的問題もあるのでしょうが、ギリシャの挑発に驚くほど冷たく接して様子を窺うべきだと私は思います。

[ 2015/07/07 14:09 ] [ 編集 ]
ぽぽさん
お疲れ様です。画像はご自由にお使いください。リンクなんですが、英ガーディアン紙かテレグラフ紙のいずれかなんですが、今 探してみたのですが、見つかりません。許してください...
[ 2015/07/07 22:57 ] [ 編集 ]
ギリシャはならず者ではない
ギリシャをならず者だとかいう事実誤認している者が大勢いることに驚愕せざるをえない。世界では、「ギリシャを救え」「メルケルはひどい」といった声が多数派で、ギリシャ救済のための募金運動に多額のお金が集まっているというのに。
ギリシャは経常収支の赤字も大幅に縮減し、財政のプライマリーバランスも黒字化しており、過剰消費の体質からすでに脱却している。つまり、しっかりと体質改善してきているわけだ。それと、ドイツが貸した金はドイツの銀行の救済に事実上使われたようなもの。事実は正確に認識しなければ、FXもうまくいかないのでは?
[ 2015/07/08 10:07 ] [ 編集 ]
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プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX(株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
上田ハーローFX
ロンドンFX:視るブログ
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