昨年夏に起きた米・サブプライム危機を予想し 5億ドルの収益

を上げたHaymanアドヴァイサー社(米テキサス州ダラス) リチャード・ハワードMDが 今度は ユーロ通貨統合の崩壊を予言したそうです

。私も 昨年末に このブログに
ユーロの将来という記事を書きました。もし お時間が許せば 是非 お読み下さい
ハワード氏による この予想の最大の根拠は ドイツは ユーロ加盟国の救済を続けるよりも 自国の経済立て直しに専念する選択を選ぶ可能性が高いから というもののようです。まぁ 事実として 今年のドイツは 5月の大統領選、6月の欧州議会選、8月の3州における州議会選、9月の連邦議会(下院)選と 選挙に次ぐ選挙。当然 政府要人、各政党も 他国の救済より 自国の選挙民を意識した政策を優先せざるを得ない事になりかねません。
正直 私 このハワードさんが 一体 いつ サブプライム危機を予想したのか知りませんが、おじさん曰く 「僕が サブプライム危機を予言した時 誰も僕の言葉に耳を貸さなかった。しかし それは現実となった。今度 僕がユーロ崩壊を予想したとしても みんなの反応は(以前と)同じだろう」と 開き直ってます。こういう開き直りは 恐いですね、失うもの ないッスから....

現在に到るまでに PIGSに代表されるポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインが がたがたになってきました。しかし 今後は 私も このブログに何回かに渡って書きましたように (
記事 その1、
記事 その2) PIGS以外の国 オーストリア等に飛び火

しそうです。既に 世銀、欧州復興銀行等が 東欧へ245億ユーロの援助の手を差し伸べていますが 欧州系銀行全体が保有する東欧をはじめとする新興市場諸国へのローン残高が3兆ドル以上である事を考えると この援助で問題が解決される事には なりません。
ドイツが ユーロ加盟国の救済より自国の建て直しに専念

ユーロ加盟国の一部がデフォルトする可能性

世界の投資家による それらの国の国債投売り 又は 新規購入見送り

デフォルト

ユーロ脱退

となるか?
先日 ここにも書いたペール元連銀総裁のユーロ崩壊予想もありますが、それと相反して ソロス氏は ユーロ圏の崩壊は ない

と予想しています。
私個人的には ペール元連銀総裁が仰った言葉 「EU債権国による債務国への援助は パンドラの箱を開ける事になる」の行方を追ってみたいと思っています。
ユーロの今後は 時間が解決するしかないでしょう。起こる訳は ないとは思いますが 最悪中の最悪のシナリオとして考えられるのは ユーロ脱退するのが デフォルト国だけに留まらず ドイツ自身が ユーロ放棄とかいう事に なった場合かもしれません。もう 何が起こっても 驚かない

心の準備だけは 出来ています
この記事がお役に立ちましたら 欲張り3段攻めポチッ御願いします!
最初は
人気blogランキングへ 次が
最後が
こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!
あり得ない話じゃないですよね。ドイツにしてみれば
自国も大変なのに脆弱な加盟国がお荷物でしょうからね。
それに、サブプライムは始まりだし、本番はこれからだから・・・
状況によっては、世界の秩序も変わるかもね。
パソコンの件はどうするか決まりましたか?
ビスタの不人気が一番の問題なんだけどね(笑)