昨日のポンド下落は、
55年ぶりのマイナス・インフレ にマーケットが大きく反応しましたが、実はそれ以外にも材料がありました。
それは、EU離脱の是非を問う国民投票についてです。
保守党の単独過半数政権が決定してから、Brexit (Britain 英国 + Exit 離脱 = Brexit) 絡みの話題が、ギリシャのユーロ圏離脱 (Grexit) と同じくらい、ロンドン市場では話題になってきました。
*ドイツ銀行からの発表ロンドン金融街シティーにある世界の金融機関で2番目に資産額が高いのが、ドイツ銀行です。
この銀行のロンドン進出は、1873年であり、老舗中の老舗という位置づけです。英国全体には、16箇所のビジネスセンターがあり、9,000人の従業員をかかえています。実は、うちの娘も今年、ここの銀行の就職試験を受けました w
このドイツ銀行が、国民投票の結果、英国がEUを離脱するのなら (Brexit) 事業の一部をシティーから撤退する可能性があり、既にそれに向けた「準備チーム」が設定されたそうです。
5月27日に行われるエリザベス女王の施政方針演説には、【2017年までにEU離脱の是非を問う国民投票の実施に関する法案】が盛り込まれる予定で、この演説後に保守党政権に対する内閣信任投票が終了すると、本格的に、国民投票法案が動き出します。
既にEU加盟各国の首脳に対して電話で根回しをしているキャメロン首相ですが、
2017年の国民投票実施について、ドイツとフランスから待った!
が出た模様。というのは、ドイツは総選挙を、フランスは大統領選挙をそれぞれ2017年に控えており、英国の国民投票で邪魔をされたくないからです。
そのため、今 英国では、
国民投票の1年前倒し、つまり2016年(来年!)
に実施されるという見通しが高まってきているんです…

これについては、
6月に日本に一時帰国した時に、セミナーでたっぷりお話しする予定です。あらためて、セミナーごとに告知の記事を載せますが、今 お時間があれば、申し込みお願いいたしま~す

ここからのマーケットは、ギリシャのGrexit、そして英国のBrexitに振り回されるかもしれません。
もし この記事がお役に立ちましたら ポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします
ウルトラFX

インターバンク直結型
ポンド円の約定率
100%! 

