今週は金曜日から4日間に渡り、イースター休暇となります。昨年のクリスマス以来、はじめての祝日

実は4日間のうち、2日はみっちりと今までやる時間が取れなかった調べ物や書き物をするつもりですが、他の2日間は買い物に行ったり、久しぶりにゆっくりするつもりです
*Grexitのシナリオここ最近、毎日のように耳にする【Grexit (ギリシャのユーロ圏離脱)】 という言葉。本日もわんさか出ています。いくつかの銀行がGrexitのシナリオについてレポートにしていたようです。さきほど、ちょっと気分転換にブルーンバーグTVを見ていたら、ここでもGrexitシナリオを流していました。それらを全てを自分なりにまとめてみましたが、シナリオの数が多すぎ...
シナリオ 1 : ここから改善ギリシャ政府は、改革案内容を議会で承認し、EUサイドも歩み寄りの姿勢をみせる。そうやって、少しづつギリシャを取り巻く状況が改善する

ギリシャはユーロ圏に留まる
シナリオ 2 : 解散総選挙SYRIZA党内部の極左グループの抵抗が激しく、改革案が議会で承認されない。しかし、財政破綻は時間の問題。ギリシャ国民の8割がギリシャのユーロ圏残留を希望しているため、緊縮財政策を支持するND党主導の「緊縮財政政権」の復活が叫ばれる。EU側もこの動きに賛成し、特別に目先の財政の不足を補う額の支援を承認し、ギリシャは解散総選挙となり、緊縮財政政権が誕生する

ギリシャはユーロ圏に留まる
シナリオ 3 : 穏やかなGrexitギリシャ与党:SYRIZA内の極左グループが緊縮をみとめず、改革案リストは議会で承認されない。結果として、金融支援が受け取れず、ギリシャはユーロ圏を離脱。資本規制などがしかれ、そうとう混乱が予想される。

ただし、EU加盟各国政府が既に「Grexit」後の対策をしっかり練っていることもあり、他国に及ぼす影響は最小限で済みそう
シナリオ 4 : 激しいGrexit 
マーケットや政府関係者の予想とは裏腹に、Grexit後、次のターゲット探しがはじまり、ユーロ周縁国の国債利回りが上昇し、安全資産が買われる≪2012年の繰り返し相場≫となる。特に今回は株価下落が激しそう

最悪の場合には、ユーロ圏全体があらたなリセッションの危機に迫ることにもなりかねない
シナリオ 5 : 単なる時間稼ぎが続くギリシャは改革案の実行に前向きな姿勢は見せるが、議会では改革案の一部のみを承認するだけに留まり、最小限の対策しか実行に移さない。EUサイドは、とりあえずギリシャが何らかの行動に出たということで、救済資金の一部を払う。
そんなこんなで、ギリシャも首の皮一枚だけ繋がった状態で、ユーロ圏に居残る

問題の先送りの意味でしかない
シナリオ 6 : 通貨統合の強化Grexitのリスクが出るたびに、果たしてユーロ加盟国がユーロを離脱することは法的に可能かという議論が出るため、それを可能にするか不可能にするかの議論をすすめ、必要であれば条約の改正も視野に入れ、EUサイドが動き出す。

ただし、これには時間がかかるため、ギリシャの財政が続かなくなれば、当然Grexitのリスクは高まる
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