先週木・金曜日に渡り開催されたEUサミット。初日の夕方には、ツィプラス首相がトゥスクEU大統領に要請し、メルケル首相・オランド大統領・ドラギECB総裁・ダイセルブルーム議長・ユンケル欧州委員長を交えて、ミニ・サミットが開催されたことは、
既にお伝えしました。気になってその日の夜にTwitterなどでニュースを拾っていたのですが、待てど暮らせど何も出てきませんでした。そしてとうとう、現地時間午前2時を過ぎたころ、眠そうな目をこすって、メルケル首相が記者会見場に現れ、「ギリシャ政府が改革案リストを提出する方向で決定した」と発表したのです。
「改革案リストって何?」というのが、私の最初のリアクションでした...
「もう何度もギリシャ政府から改革案やら、詳細案やら出ていたはずなのに、あれはどうなったのか?どうして、今更また新たな改革案の提出になるの?」
いずれにせよ、この「改革案リスト」は既にドイツ政府の手に渡り、EUへも配布されたはずです。
*メルケル・ツィプラス会談本日訪独し、メルケル首相と会談を持つツィプラス首相。今回の訪独はかなり本気で、首相以外にも、外務相も同行し、第二次大戦中のナチス・ドイツによる損害の賠償請求について、独外務相と個別に会談すると伝えられました。
現在わかっているスケジュールによると、
会談開始

ロンドン時間 16時 (日本時間25時)
記者会見

同 18時 (同 27時)
Working Dinner

同 19時 (同 28時)
メルケル首相は既に、「本日の会合では何も決定されない」と釘をさしていますし、先ほど独政府報道官も「ギリシャ問題は、ギリシャとEUとの問題であり、ドイツとの2国間問題ではないため、大きな決定はないだろう」と語っていました。
*ギリシャの財政事情今朝のFT紙一面では、ギリシャの国庫は4月8日頃に空になるという内容の記事が載っています。

これを受けて、ますますGrexit (ギリシャのユーロ圏離脱) の可能性が高まったという意見もありますが、個人的には「う~ん...」 という感じですね。
ちょっと今日は久しぶりにボランティアに行くので、また明日にでもあらためて記事を書きますね~
もし この記事がお役に立ちましたら ポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします
ウルトラFX

インターバンク直結型
ポンド円の約定率
100%! 

