昨日は少し戻しがあったユーロですが、本日はまたジリジリと値を下げていますね。
来週に迫った米FOMCで、市場参加者が全員注目しているのが、声明文の中で'patient(忍耐強く)」という文言が外されるのか?の一点。
昨年12月のFOMCでは、「considerable time (相当な期間)」 という文言を削除し、その代わりに現在まで使用されている 「 parient (忍耐強く)」に置き換えられました。
今週に入ってから、ある欧州系銀行は、「 parient (忍耐強く)という文言が削除されることにより、一気に利上げ観測が高まり、ドル高になるという予想がある。しかし、当行は、その文言が削除されたとしても、最近のドル高に対する言及 (ドル安要因になりえる) が出てくると見ている。」 という見解を披露しています。そして、「’忍耐強く’の文言削除はある程度既にマーケットに織り込まれているが、ドル高に対する言及に関して、またその強弱については全く予想がつかないため、念のためにFOMCに先駆けて、ユーロ売り/ドル買いのポジションを一部なりでも利食ったほうがよいのではないか? 」 という提案をしました。
もしかしたら、それを受けてなのでしょうか、昨日までユーロは若干の戻りを見せておりました。
*ゴールドマン・サックスのユーロ見通し修正昨日から今朝にかけて、米ゴールドマン・サックスが、ユーロ/ドルの見通しを、またまた下方修正しました。

本日は、この更なる下方修正の影響もあり、ユーロは軟調に推移しています。
*JPモルガンの見通し同じアメリカ系のJPモルガン銀行もユーロ下落を予想しているようですが、GSよりは少し穏やかめ。

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