この週末は全然休みが取れず、先週金曜日に発表された【ギリシャ向け支援、4ヶ月延長】についての内容を、土日かけて調べていました。なので、月曜日だというのに、疲れきってます…
今日はこれからボランティアもあるので、本格的なブログでのご紹介は明日以降になること、お許しください。
*先週の決定の理由今まで、ギリシャも欧州側も両方とも、テンパッていたのに、急に先週金曜日、ギリシャが最初にBlinkして、合意に達することになったので、「何かおかしいな…」と、私は感じていました。
この週末、いろいろなものを読み漁ってみたところ、ほとんど共通した理由が書かれていました。それは、
「ギリシャの銀行からの預金流出が、手に負えなくなってきた」からのようです。
今までは毎日3億ユーロくらいの流出で、多くても一週間で合計:10億ユーロの流出くらいで済んでいたようですが、先週ずっと合意が取り付けられないためか、国民が不安になったのでしょうね… で、先週の金曜日一日だけで、とうとう10億ユーロの預金引き出しとなってしまい、ギリシャ中銀からSOSが送られてきた模様。
資本規制をどうしても避けたいツィプラス首相は、やむを得ず、期限延長に合意するよう、ファルファキス財務相に伝えたようです。

この挿絵は、ある新聞に載っていたのですが、今回のギリシャ政府の立場を非常にうまく表わしているなぁ~ と思いました。
・禿げたおっさん = ギリシャ
・包丁の部分 = 緊縮財政に逆戻り

有権者が許さない
・銃の部分 = ユーロ圏からの離脱 Grexit

これまた、有権者が許さない
どっちに転んでも自殺行為であるという意味だと思います。絵の左上に、滅茶苦茶アルコール度の高いOuzoが置いてあるところが、これまたいい味出しています 笑
*今週の動き4ヶ月延長最終日の6月30日まで、既にいろいろなイベントが予定されていますが、ここでは気になる【今週の動き】について、考えてみたいと思います。
・2月23日(月)夕方までに、ギリシャ政府は、4ヶ月の間に実行する政策措置一覧を提出
ps 既に一覧表がEUの手元に届いたという噂も流れていますが、未確認
・2月24日(火)トロイカ (新名称: The Institutions)が提出された一覧について、最初の見解を述べる

その見解がネガティブなものであれば、急遽、同日中にユーロ圏財務相会合開催する可能性が指摘。ただし、それが無理であれば、電話会議となる予定。
見解がポジティブであれば、同日中に、ユーロ圏財務相会合電話会議
・2月25日~28日までトロイカがポジティブであり 財務相会合でも問題がないと認められれば、一部の加盟国の議会で、それぞれ承認手続きに入る
・2月27日ドイツ議会で、ギリシャ向け支援4ヶ月延長に対する投票が実施される予定
メルケル首相率いるCDU/CSU党は、ショイブレ財務相顔負けのハード・コアな議員が多く、果たして承認されるのか、まだまだ予断は許しません。
・2月28日 支援延長期限最終日
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