今朝のBOE記者会見後、病院へ行ってきて、10分ほど前に帰宅。
やけにユーロが上がってるな!と思って、ニュースを調べたら、
「ECBはギリシャに対する緊急流動性支援(ELA)供給額を600億ユーロから650億ユーロへ増加。電話会議で決定」
というヘッドラインが出ていました。ただし、この報道は、独FAZ紙だけが出している模様
*昨夜のユーロ圏財務相・緊急会合 記者会見まで昨日の夜は、ロンドン時間19時30分くらいに記者会見をするという前情報が出ていたので、その時間からずっとPC画面の前に座って待機していました。
しかし、待てど暮らせど何も音沙汰がない。現場で待ち受けている報道陣からのTweetも
「共同記者会見、最初の召集がかかったが、すぐにキャンセルとなり、現在も待機中」
という内容でした。
しかたなく、ネットで「しゃべくり007」を見ながら、更に1時間半待ちました、それでも始まりません。あまりにもお腹が空いたので、食事の支度。
やっと23時過ぎに、3回目の記者会見の知らせが入ったというTweetが出たので、私も、しゃべくりから記者会見ライブへ。
*記者会見これだけ待たせておいて、5分以下の短さ

しかし、これには理由があったのです。
*緊急会合の舞台裏記者会見が始まる1時間以上前に、参加していた財務相達とギリシャとの間で≪救済原案≫のようなものが出来上がり、ギリシャを含む加盟国財務相は全員署名をしたと伝えられていました。
「さてと、これで大丈夫だ。7時間も続いた会合だったけど、成功に終わってよかった~」

こういう台詞を残しながら、ショイブレ独財務相をはじめ、参加している各国の財務相が、23時になるとすぐ、帰途についたそうです。
ちょうどその時、ギリシャのファルファキス財務相は、ツィプラス首相に原案内容を伝え合意する旨を電話で伝えたところ、「待った!」

がかかった模様。

記者会見に出席するために、会場に残っていたのは、ダイセルブルーム議長とモスコビシEU委員、ファルファキス財務相だけ…
ガランとした部屋の中で、ファルファキス財務相は、署名を取り消し、「ギリシャは棄権票を投じる」と意見を変更。





この挿絵は、昨日の緊急会合での模様を面白おかしく書いたものです。真ん中で反り返っているのが、ファルファキス財務相。
ギリシャがヨーロッパ側に要請している ≪つなぎ融資≫は、英語で言うと ≪Bridge Loan≫
つまり、つなぎ = Bridge = 橋 となるので、ファルファキスさんが、橋を表現しているという具合。
ちっとも面白かね~な

もし この記事がお役に立ちましたら ポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします
ウルトラFX

インターバンク直結型
ポンド円の約定率
100%! 

