「ネクタイをしない男」 として有名なギリシャのファロファキス財務相。就任翌日の昨日、ここからの方針などについて話しました。

・ユーロ圏財務相会合のダイセルブルーム議長とは既に話をした
・債務再編について、妥協点が見つかると考えている
・過去に解雇された清掃職員の再雇用を実施

代わりに、財源確保の目的で、財務省のコンサルタント職の一部を解雇をする
・フランスとイタリアの財務相と会談するため、近いうちにそれらの国を訪問する
ドイツを訪問するという姿勢は、一切示しておりません。
やはり反緊縮を支持する左翼的思想の教授たちが閣僚を占めていることもあり、ドイツとは今後、相当な意見の衝突がありそうです。このあたりについては、金曜日にコラム記事でしっかりと私の意見も書く予定ですので、楽しみにしてくださいね
*ドイツからギリシャ新政権に対する発言・ショイブレ独財務相ギリシャの新たな債務再編は、あり得ないことであるだけでなく、既存債務に対する利払いのキャンセルは、受け入れられない。
・メルケル独首相ヨーロッパはギリシャに対して、ローン返済期限の延長や超低金利での融資を提供している。
彼らの選挙公約のために、これ以上の「特別扱い」をする気はない
・ガブリエル経済相ギリシャ国民は、今まで大変な苦労を味わってきたことだろう。しかし、ギリシャが現在抱えている問題は、トロイカ調査団が原因で起きたものだと考えることは、間違っている。我々は、ギリシャはユーロ圏のメンバーのままでいて欲しい。しかし、そのためには、メンバーが守るべき条件を順守すべきである。ギリシャの政治的変動のために、他のユーロ加盟国の納税者が犠牲を払うべきでない。
・フレドリッヒ独CDU/CSU党副議長ギリシャの有権者には、どの党に投票するのか、自由に選ぶ権利がある。我々には、ギリシャに対し、今後も金融支援を継続するか、断ち切るかを選ぶ権利がある
非常にドイツ的な意見でございます。
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